
庭の日差し対策にタープテントが気になる!
出しっぱなしにしておいても大丈夫かな?
庭にタープテントを置いて手軽に日よけができたら便利ですよね。
しかし、タープテントを庭に出しっぱなしにしておくと傷んだり壊れたり、飛ばされたりするリスクがあるんです。
タープテントの片付けが面倒なら、サンシェードなど出しっぱなしにできるアイテムを使うといいですよ。
タープテントのことなら、キャンプ場運営会社に勤務する私にお任せください!
- タープテントを出しっぱなしにするリスク
- 庭に出しっぱなしにできるアイテム
- タープテントの固定・お手入れ・保管方法
- タープテントを選ぶ時のチェックポイントとおすすめ商品
あなたの暮らしに合った日よけアイテムが見つかって、快適な庭空間になりますように!
テントの日かげに入っても、夏はやっぱり暑い!
子供たちはプールで遊んで気持ちいいけれど、見守るあなたは暑さでぐったりなんてことも。
コードレスでパワフルな扇風機があると、子どもたちを見守るあなたの負担がグッと減らせますよ♪

タープテントを庭に出しっぱなしにするとどうなる?

結論から言うと、タープテントを庭に出しっぱなしにしてはいけません。
直射日光で生地が痛んでテントの寿命を縮めてしまったり、雨で壊れたり風で飛ばされたり……。
後悔しないためにも使った後は片づけるようにしましょう!
ここでは、タープテントを出しっぱなしにしておくとどうしてダメなのか解説していきます。
生地が劣化する
タープテントはアウトドア用品なので丈夫に作られていますが、紫外線や風雨にさらされつづけるとテントの生地が劣化しやすくなります。
汚れが付いたままだと生地のコーティングがはがれ、防水効果やUV効果が落ちてしまう可能性があります。
また、庭に出しっぱなしにしておくと土ぼこりをかぶりますよね。
土ぼこりがフレームのつなぎ目部分に入り込むと、折りたたむ時に動きが悪くなってしまいます。
長く快適に使うために、タープテントは使うたびに片付けるようにしましょう!
雨の重みで壊れる
アウトドア用品のタープテントでも、近年のゲリラ豪雨や突然の夕立のような想定外の強い雨にはかなわない可能性があります。
排水構造のタープテントもありますが、水がはける量より多くの雨が降ってしまったら耐えられませんよね。

ゲリラ豪雨でタープテントの屋根を支える部分のフレームが折れてしまいました。
雨の重みでフレームが曲がったり折れたりしないように、タープテントの出しっぱなしはやめましょう。
風で飛ばされる
タープテントは大きなテント部分が風を受けやすいことが弱点。
あなたもさしていた傘が強風でひっくり返ってしまったことありますよね。
タープテントは重りで固定しても、強風や突風で吹き飛んでしまう可能性はゼロではありません。
テントがご近所まで飛んでいって迷惑をかけてしまった……なんてことは避けたいですよね。
テントに「ベンチレーション」という換気口がついているタイプの商品を選べば風が抜け、空気の入れ替えもできるので一石二鳥ですよ!
(ベンチレーションが何なのかについては、後ほど「選び方」の部分で詳しく説明しますね。)
また、タープテントは高さが高いほど風の影響を受けやすいので、気になる時はテントを低めにセットすると対策できます。
また、風が強い時はサイドシートを外すと、風の影響をやわらげられますよ!
とはいえベンチレーションも万能ではないので、せっかくのタープテントが長く使えるよう、出しっぱなしには気をつけましょう。
出しっぱなしOKなアイテムはこの2つ

ちゃんと片付けできるかな……
出しっぱなしにできるアイテムは何かない?
どうしても「片付けが面倒!」というあなたは、オーニングテントやサンシェードを検討してみてはいかがでしょう?
タープテントは、置き場所や高さを変えたりカスタマイズしたり、自由度が高いのがうれしいポイントです。
一方オーニングテントやサンシェードは、タープテントに比べて手間がかからないのがメリット♪
あなたの生活に合ったテントを選んでくださいね!
オーニングテント【手動で巻き取りできる】

オーニングテントとは、建物に直接取り付けるタイプの可動式テントです。
カフェのテラス席によくある、壁から斜めに出ている布製の屋根をイメージしてみてください。
突っ張り式のオーニングテントなら1万円前後から購入できますよ♪
一度設置するとつけっぱなしOKで、雨や風の強い日はテントをくるくる巻いて収納します。

ウッドデッキに設置しています。
子供のプールの日よけ・目隠しに活躍しています!
オーニングテントは庭だけでなく、テラスやベランダに日よけを設置したい時にもとってもおすすめのアイテムですよ♪
ただし、設置後は自由に移動できないため、時間帯によって変わる日差しの向きに対応しにくいのが難点です。
サンシェード【安価なものを使い捨て】

サンシェードの魅力はおしゃれな見た目と価格の安さ!
タープテントは最安値の商品でも8,000円ほどですが、サンシェードだと5,000円以下から選べちゃいます。

大きすぎるサイズは風の逃げ道がなく強風で外れると聞いたので、小さいサイズを2枚並べて設置しました。
もちろんサンシェードも大雨や強風の時には片付けないと危険です。
安価な価格帯のサンシェードなので、日差しによる劣化に目をつぶり、使い捨てくらいの心持ちでいられるのがうれしいですね!
本格的なタープテントを買う前にお試しで使ってみるのもアリかもしれません。
タープテントを庭で固定する方法は?お手入れ方法も

タープテントは軽くてワンタッチで設置でき便利ですが、風に弱いと聞くと心配になってしまいますよね。
タープテントが飛んでしまわないように、庭で固定する方法をお伝えします。
ロープやおもりでしっかり固定
タープテントを固定する方法は大きく分けて二つ!
家の物干し竿やカーポート、フェンスにロープで固定するか、タープテントの足部分におもりを付けるかのどちらかです。
タープテントは徐々に飛んでいくのではなく、飛ぶ時は突然吹き飛んでいってしまいます。
地面にペグで固定するのにプラスして、ロープやおもりを使ってしっかり固定しましょう!
ロープを使って固定する

家にある設備を活用して安上がりにできるのがロープを使う方法です。
タープテントのテント部分にはロープを通す用の穴(ハトメ)がついています。
穴にロープを通して物干し竿やカーポート、フェンスにくくりつけると、タープテントが飛ばないように固定できます。
ロープがほどけないように結ぶのが大変そうだと感じるあなたには、カラビナ付きのロープがおすすめ♪
外す時も金具を外すだけなので楽ちんですよ!
テントの足におもりを付ける
簡単にできておすすめなのがテントの足におもりを付ける方法。
おもりはウェイトのタイプと、水や砂を入れて使うタイプがあります。
テントの大きさにもよりますが、テントの足1本につき5kg以上のおもりを付けるようにしましょう。
ウェイトタイプはタープテントの足に固定するだけなので準備が簡単♪
持ち手付きのものを選ぶと簡単に運べて便利ですよ!
タープテントを庭だけでなくアウトドアにも使いたいというあなたには、水や砂を入れるタイプのおもりがおすすめ!
お出かけ時には軽くコンパクトにまとめられ、荷物の持ち運びをラクにできます。
長持ちさせるお手入れと保管方法
タープテントのお手入れのポイントは3つ。
しっかりメンテナンスをして、大事なタープテントを長持ちさせましょう!
- 乾燥させる
- 汚れの除去
- きれいにたたむ
乾燥させる【カビ対策】
カビや匂いの発生を防ぐために、保管する前にしっかり乾かし水分を飛ばしましょう。
ただ、直射日光で長い時間乾かすと生地の劣化につながるので気を付けてくださいね。
汚れの除去【生地の劣化対策】
タープテントは面積が大きいので土ぼこりや鳥のフンなどの汚れが付きやすいです。
土ぼこりは定期的に取り払うようにしましょう。
鳥のフンには酸性の成分が含まれているので、汚れが付いたまま放置するとテントの劣化を早めます。
鳥のフンを見つけたら、すぐに掃除してくださいね。
きれいにたたむ【生地の劣化対策】
生地を折る回数をなるべく少なくし、巻いて収納すると長持ちしますよ♪
余分な折り目が付くと、コーティングがはがれやすくなるなど生地の劣化を早めてしまいます。
こんなに便利♪庭だけじゃない活用シーン

せっかくなら庭以外でもタープテントを使って、思いっきり有効活用したいな!
タープテントはただの日よけではなく、使いどころ満載の神アイテム♪
コンパクトに折り畳みができるので、庭にとどまらず家の外でもたくさん使えてコスパ抜群です。
タープテントを一つ持っておくだけで、外遊びやイベントがぐっと楽しくなりますよ!
公園ピクニックが快適
タープテントを持っていたら場所取りの苦労もなく、快適に公園ピクニックができます♪
公園にお弁当を持って出かけたらベンチも木陰も埋まっていた、なんてことありませんか?
タープテントの日かげで涼みながらたっぷり遊べるので、休日のワンオペ育児も怖くないですね!
運動会や部活動にも
持ち込めない学校もありますが、運動会にタープテントを持って行けたら観戦中の疲れが全然違います。
また、あなたのお子さんがサッカーや野球などの屋外スポーツを始めると、タープテントが大活躍しますよ♪
学校や施設によってはタープテント持ち込み禁止の場合があるので、事前確認をお忘れなく!
タープテントの庭でおすすめなのはどれ?選び方も解説!

タープテントは正方形で、2m・2.5m・3mのサイズが多いです。
長方形のものや1.5mのコンパクトサイズもあるので、あなたの庭のサイズを測ってイメージしてから購入してくださいね。
ここでは、タープテントの選び方と、育児中のママに人気のおすすめタープテントをご紹介します。
タープテントの選び方は?どこに注目すべき?

注目すべきポイントをまとめたのでぜひチェックしてくださいね。
耐風性能 | 空気が抜ける「ベンチレーション」は必須機能 |
遮光率 | 日光と熱をどれくらいカットできるか |
UVカット率 | 紫外線をどれくらいカットできるか UPF50+の表示があるものを選ぶと安心 |
難燃性 | バーベキューをするなら火の粉で穴が開きにくい素材を |
耐水圧 | 1500 mm~2000mmがおすすめ |
簡便性 | センターロック式はワンタッチで扱いやすい |
庭で水遊びをする場合はタープテントのサイドカーテンをつけると安心です。
大事なお子さんを周りの視線から守れますし、水鉄砲で隣のおうちを濡らしてしまう心配もナシですよ!
耐風性能をチェック【ベンチレーションとは?】

ベンチレーションとは、風を通すための換気口のことです。
風を通して強風に耐えるだけでなく、テント内の風通しを良くして空気がこもらないようにする働きがあります。
自立式のベンチレーションがついているタイプを選べば、テントの中の空気がこもらず快適ですよ♪
また、風が強めの日にはサイドカーテンを外しておくと、風の影響を少なく抑えられます。
遮光率とUVカット率は?【コーティングをチェック】
遮光率とは「日光と熱をどれくらいカットできるか」、UVカット率とは「紫外線をどれくらいカットできるか」です。
遮光にはシルバーコーティングやPUコーティング、またメーカー独自の技術が使われている場合があります。
シルバーコーティング | よく使われるコーティングで、テントの遮光性・遮熱性を高めます |
PUコーティング | ポリウレタンコーティングの意味で、長時間濡れたままだと傷みます 使用後はよく乾燥させましょう |
メーカーの独自技術 | 例えばアウトドアメーカーのコールマンは「ダークルームテクノロジー」 ロゴスは「ソーラーブロックコーティング」などがあります |
難しい専門用語が使われていることが多いですが、遮光率はパーセントの数字をチェックしたらOKです。
UVカット率は紫外線カット率だけでなく、日焼け止めにも使われる「UPF50+」の表示があるものをおすすめします。
火に強い素材は?【バーベキューするならチェック】
まず、生地の種類について説明します。
特徴 | 難燃性 | |
ポリエステル | 紫外線に強くお手頃価格 水を吸わないのでカビにくい | 火に弱い 火の粉で簡単に穴が開く |
ナイロン | ポリエステルより軽くて丈夫 高価 | 火に強い |
コットン | 夏は涼しく、冬は暖かい 濡れると重くなる | 火に強い |
ポリコットン テクニカルコットンT/C | コットンとポリエステルの混合素材 | 火に強い |
バーベキューやたき火をする予定がなければ、安価で軽いポリエステル素材がおすすめです。
テントの下で火を使う可能性がある場合は、ポリコットンやテクニカルコットンT/Cの生地を選びましょう。
耐水圧とは?【どれだけの水圧に耐えられるか】
耐水圧とは、生地の上に水を積み上げていった時に、どの高さまで水を通さずに耐えられるかの数値です。
一般的なアウトドアでの使用なら、1,500 mm~2,000 mmあればOK。
ただし、耐水圧はテントの生地が耐えられる水圧という意味で、フレームが耐えられる水の量とは違います。
雨でテントに水がたまりフレームが折れてしまった、なんて口コミもちらほら……。
耐水圧が高いからといって安心せず、タープテントは庭に出しっぱなしではなく片付けるようにしてくださいね!
結局どれがいいの?迷ったらFIELDOOR一択!

ママたちの間で人気、話題になっているFIELDOORのタープテント。
ベンチレーション付きで風に強く、あなたの使い方や好みに合わせてオプションを選べる自由度が魅力です♪
サイズ展開も豊富で、正方形型なら1.8mから3mまで選べますよ。
あなた一人で設置できるように、センターロックのオプションはぜひ付けることをおすすめします!
サイドシートがファスナータイプで簡単に取り付けられるのもうれしいポイントです♪
タープテントを庭に出しっぱなしはNG!?のまとめ

- タープテントの片付けが面倒なら、オーニングテントやサンシェードなど出しっぱなしにできるアイテムがおすすめ
- タープテントを庭に出しっぱなしにすると思わぬリスクも
- 生地が劣化したり、雨水がたまってフレームが壊れたり、風で飛ばされる可能性あり
- タープテントの固定にはペグやロープ、おもりを使って飛ばされないようにする
- タープテントを片付ける時は、乾燥させ、汚れを払い、巻いて収納すると長持ち
- 購入時は耐風性能・遮光率・UVカット率などチェック
- 庭で水遊びをする場合はサイドカーテンをつけると安心
- どのタープテントがいいか迷ったらFIELDOORのタープテントを選べばOK
庭に日よけアイテムがあったら、プール遊びやバーベキュー、プチキャンプなど楽しみ方がいろいろでわくわくしますね♪
タープテントは庭以外にも、いろんな場所に持ち運べる大きなメリットがありますが、毎回の設置・片付けの手間があるのも事実。
タープテントが面倒だと感じたら、オーニングテントやサンシェードなどの出しっぱなしにできるアイテムも検討してみてくださいね!
庭遊びグッズなど家の外で使う物の保管場所にお困りなら、ベンチにもなる大容量のストッカーがあると便利ですよ♪
こちらのストッカーは、雨の日でも安心の防水機能付きなので出しっぱなしOKです。
使い勝手のいい庭で、あなたとご家族の楽しい時間が増えますように!
