暑くなってきたし、扇風機でも出そうかな。
でも子供には危ない?
乳幼児の子供がいる家庭では危険視されるサーキュレーターは少しの対策で安全に使えるため、扇風機よりおすすめです。
サーキュレーターは扇風機と違い、遠くからしっかりと風を送れます。
そのため、子供の手の届かない範囲に置けば危ない事故を防げます。
また、サーキュレーターは小型で軽いため、換気などが必要な場所に持ち運んで使えて便利です。
この記事では、サーキュレーターや扇風機を使いたいパパやママに向けて次の内容を紹介します。
サーキュレーターは危ない機械ではないので、1台あると色々な時に使えて便利です♪
部屋に馴染みやすいデザインで小型かつ軽量なので、使いやすいサーキュレーターです。
24畳まで対応しているので、複数の部屋に効率よく風が送れます。
もちろん、静音モードや省電力、首振り機能など機能面もばっちりです。
サーキュレーターは子供には危ない?扇風機との違いは?
子供がいる家庭でサーキュレーターを使うのは危ない?
乳幼児の子供がいる家庭でも、安全対策をすれば危なくないため、サーキュレーターの使用をおすすめします。
例えば、扇風機は床に置いて使うため、ぶつかって倒れたり、子供が羽の部分に指を入れたりすると危ないです。
一方、サーキュレーターであれば子供の手が届かない場所にも置けるため、そのような危ない場面を減らせます。
ただし、サーキュレーターと扇風機は機能面に違いがあるため、その点に問題がなければサーキュレーターを使うといいでしょう。
サーキュレーターと扇風機の違い
サーキュレーターと扇風機はどちらも風を作り出す機械です。
しかし、2つは作り出す風の特徴や機械の大きさなどが異なります。
1.風の違い
サーキュレーターと扇風機では、風の送る範囲と風量が異なります。
特徴 | サーキュレーター | 扇風機 |
風の範囲 | 狭い | 広い |
風量 | 直線的な強い風 | 穏やかな風 |
サーキュレーターは狭い範囲に直線的に強い風を作る機械です。
そのため、風に直接あたるのではなく、部屋全体に空気の流れを作りだすために使います。
特に、換気やエアコンと併用して使用するとより効果的に室内環境を整えられます。
一方、扇風機は広い範囲に穏やかな風を送る機械で、直接あたって涼しむのに適しています。
2.大きさ・重さ
サーキュレーターの方が小型で軽量です。
主に羽の部分のみが本体になっているため丸や四角の形が多く、高さもありません。
一方、扇風機は床置きで首の部分が長くなっている形がスタンダードなので、機械本体が大きく、重さもあります。
3.消費電力
消費電力は、サーキュレーターも扇風機も同等です。
機械のサイズや機能により消費電力が変わるため一概に言えませんが、ほとんど違いはありません。
もしも消費電力を気にする場合は、サーキュレーターか扇風機かを悩むより、モーターの種類にこだわるといいでしょう。
モーターにはACモーターとDCモーターの2種類があります。
DCモーターの製品は消費電力が少ないため、おすすめです。
サーキュレーターの主な使い方
サーキュレーターは扇風機よりも効果的に風の流れが作れるため、例えば次のよう場面で活用できます。
- 換気
- 冷暖房の循環
- 洗濯物の室内干し
1.換気
サーキュレーターのメインの使い方は部屋の換気です。
基本的に部屋の窓を開け、外に向けて風を送ると効率よく換気ができます。
一見、窓に向かって風を送ると意味がないように感じるかもしれません。
しかし、部屋の空気を外に出すことで、その分の新しい風が入ってきます。
また、窓を閉めた状態の場合は、部屋の隅に置き、対角線上の天井に向けて風を送ると空気を循環させられます。
2.冷暖房の循環
サーキュレーターは冷暖房と併用して動かすと、効率よく部屋の温度を調整できます。
ただし、冷房と暖房の場合で、サーキュレーターの風を送る向きが違うため、注意しましょう。
まず、冷房の場合は、エアコンの真下かつ背を向ける向きでサーキュレーターを置き、床と平行の方向に風を送りましょう。
冷たい空気は下にたまりやすいため、エアコンから出た冷気が早く拡散されて部屋が涼しくなります。
一方、暖房の場合は、離れた壁際にサーキュレーターを置き、エアコンに向けて床から斜めに送風しましょう。
暖かい空気は上にたまりやすいため、そのように置くとエアコンから出た暖気を部屋にまんべんなく届けられます。
3.洗濯物の部屋干し
サーキュレーターの風を利用して、部屋干しができます。
左右や上下の首振り機能がついたサーキュレーターを使えば衣類に直接まんべんなく風をあてやすいので、更におすすめです。
持ち運びが簡単なサイズが多いから、その時に必要な場所に動かしてどんどん使いましょう!
サーキュレーターを子供にとって安全に使うには?
乳幼児の子供がいる家庭の場合は、サーキュレーターをより安全に使うために転倒防止と指入れ防止の対策をしましょう。
転倒防止対策は、置き場所のちょっとした工夫ですぐに対策できますが、便利なアイテムを使うともっと安全です。
また、指入れ防止対策は主に市販の安全カバーを使いますが、アイテムの選び方がポイントです。
それぞれ解説していきますので、確認してみましょう。
転倒防止の対策
転倒防止の対策には2つの方法があります。
1.子供の手の届かない場所に置く
扇風機と違ってサーキュレーターはサイズが小さいものが多いので、子供が触れない場所に置きましょう。
また、机など高さのある場所に置く時は、土台の家具を子供が動かせないようにしたり、床に簡単に落ちないようにしたりするとより安全です。
2.パーティションなどで囲う
サーキュレーターを床に置いて使う場合は、子供が近づかないようにキッズパーティションやストーブガードで囲ってみましょう。
ハイハイをしている子供がサークルに近づいても触れないように少しゆとりをもって囲うのがおすすめです。
指入れ防止の対策
扇風機も同様ですが、子供は羽が回る部分が気になり、指を入れてしまう可能性があります。
指入れ防止には、専用の安全カバーをかぶせ、万が一触っても羽にあたらないように対策します。
なお、指入れ防止用の安全カバーを買う時は、次の点をチェックして選んでみましょう。
サーキュレーターで子供がいてもおすすめなものは?
サーキュレーターを選ぶ際は、次のような特徴のある製品がおすすめです。
- 使う部屋の大きさに合ったもの
- 静音
- DCモーター搭載で省電力
- 小型、軽量
- 首振り機能がある
- チャイルドロック機能がある
サーキュレーターには、部屋の大きさの目安が表示されています。
部屋の大きさより小さいものを選ぶと風量が足りなくなったり、逆に大きいものを選ぶと強すぎたりしてしまいます。
また、静音や消費電力にこだわった方が、日常的に使いやすいです。
他にも、小さくて軽いもの、首振り機能があるものといった付加価値を付けるとより利便性は上がります。
例えば、次のようなサーキュレーターがおすすめです。
アイリスオーヤマ PCF-SDCC15T
丸いフォルムで部屋の雰囲気に合わせやすい機能満載のサーキュレーターです。
子供が寝ていても静音タイプだから運転音が気になりません。
チャイルドロックはありませんが、適用畳数が24畳なので、子供が普段使う部屋の隣に置いて使えば、サーキュレーターに触ることを防げます。
10段階の風量調整や上下左右の首振り機能が搭載されている上に、重さは1.3㎏で持ち運びも楽々できます。
適用畳数 | 24畳 |
消費電力 | 25W |
本体重量 | 約1.3㎏ |
アイリスオーヤマ PCF-BD15T
対応する部屋の広さがそこまで必要ないあなたにおすすめの機能がしっかりあるサーキュレーターです。
対応畳数は16畳でPCF-SDCC15Tと比べると小さいですが、本体価格が安くなります。
また、消費電力は18Wで、かなり省エネな製品だからお財布に嬉しいですよ。
本体の重さは1.5㎏で、5段階の風量調整や上下左右の首振り機能がついています。
適用畳数 | 16畳 |
消費電力 | 18W |
本体重量 | 約1.5㎏ |
YAMAZEN YAR-CD20ES
YAMAZENのサーキュレーターは、お手入れが簡単だったり、分解して丸洗いできたりするところが魅力的です。
サーキュレーターはほこりが溜まりやすくて汚れるため、工具を使わずに分解し、丸洗いができると衛生面も安心です。
また、こちらの製品は360℃首振りができるので、より広範囲に風が送れます。
対応畳数は20畳、静音仕様、消費電力は18Wになっており、機能面も十分です。
適用畳数 | 20畳 |
消費電力 | 18W |
本体重量 | 約2.2㎏ |
サーキュレーターは子供には危ない?のまとめ
- 乳幼児の子供がいる家庭では扇風機よりサーキュレーターを使った方が危ない場面を減らせる
- サーキュレーターは狭い範囲に直線的に風を送るものである一方、扇風機は広い範囲に穏やかな風を送るもので風量や届く範囲が異なる
- サーキュレーターは部屋全体の換気や冷暖房の循環のために使うことが多いが、首振り機能付きの製品だと部屋干しにも使えて便利
- サーキュレーターを使う時は、子供の手の届かない場所に置いたり、床置きの場合はサークルで囲ったりして転倒防止対策を行うといい
- サーキュレーターも扇風機のように子供が羽の部分に手を入れてしまうことがあるため、指入れ防止用の安全カバーを後ろまでかけておくといい
- おすすめのサーキュレーターは、部屋の大きさに合い、静音、省電力のもので、小型、軽量、首振り機能などにこだわるとより使いやすい
大人の目線では危険がない環境でも、子供が小さいと危ない場面は色々とあります。
特に扇風機やサーキュレーターは大きなケガに繋がってしまうので、前もってしっかりと対策をしておきましょう。
安全に気を付けながら、暑い夏や寒い冬も快適に過ごせるといいですね♪
静音、省エネでコンパクトなサーキュレーターなので、子供の手の届かない場所に置きやすいというメリットがあります。
風量も10段階で細かく調整でき、小さな子供がいても使いやすいのが嬉しいポイントですね。