
子供達のために庭に砂場がほしいけど……作り方は?
砂場の作り方は、ケースを使用して簡単に用意する方法と、庭に直接穴を掘って本格的に仕上げるパターンの2つがあります。
公園の砂場は衛生面が気になるし、自宅の庭で気軽に楽しめたらいいな、と思ったことはありませんか?
砂場遊びは手先の動きを鍛え集中力や創造性を養える、といった心身の発達にとってメリットが盛りだくさんですよ♪
庭に砂場を用意するのは大変そう……と感じるかもしれませんが、作り方は意外とシンプルなため、素人でも可能です!
作り方やメリットを知り、不安も解消してご家庭に合う方法で砂場作りをしましょう♪
プラ舟を活用すれば、砂を入れるだけで簡単に用意できちゃいますよ!
大きさも選べて、砂場遊び以外の使い道も多数あるのが嬉しいポイント♪
庭に本格的に砂場を作るのは大変だし、維持や使わなくなった後を考えると中々1歩踏み出せない!というあなたにおすすめ。

庭の砂場の作り方を紹介♪お手軽から本格派まで!


庭に砂場はどうやって作るか、準備物も合わせて知りたい!
庭の砂場の作り方は手軽な方法と本格的に仕上げる2パターンあり、それぞれ準備物が異なります。
ご家庭の状況や求めるものによってあなたに適している方法で砂場作りに取りかかりましょう♪
手軽な砂場の作り方:設置型で準備も撤去も楽々♪
とにかく簡単に費用を抑えたいなら、コンテナや衣装ケースに砂を入れただけの砂場がおすすめです。
砂場をDIYするのって結構大変そうなイメージがありますよね?
コンテナや衣装ケースを活用すれば簡単に砂場が完成するので、手間や労力をかけたくないあなたにぴったりですよ♪
必要な材料・道具
お手軽な砂場作りには必要な材料はたったの2つで、特別な道具は必要ありません!
材料はどちらもホームセンターやネットで購入可能なため、準備も簡単です。
コンテナや衣装ケースは蓋つきなので、雨や野良猫からも守れるし衛生的で安心。
より大きいサイズをお望みなら、プラ舟もおすすめですよ。

別売りで専用のカバーもあり、合わせて購入できるとGOOD!
作り方の手順
作り方は、ケースを設置して砂を入れるだけで完成するので、とっても簡単♪
- 手順1砂場の設置場所を決め、コンテナや衣装ケースを置く
風通しや日当たりのいい場所を選ぶと、遊んだ後に砂を乾かしたり日光消毒がしやすかったりするのでおすすめ!
- 手順2砂を入れて完成
砂を入れすぎると遊ぶときに溢れてしまい周りに散らばるので、量は容器の7割程度がベスト!
たった2つの工程で子供が喜ぶ砂場ができるなんて目から鱗ですよね。
移動も可能で、使わなくなった場合の撤去や処分も簡単なため、将来を考えて手軽さを求めるならもってこいです!
本格派の砂場の作り方:デザインや大きさ自由♪
広さやデザイン性重視で自由に作りたいなら、庭の一角に穴を掘り枠で囲って砂を入れれば、本格的な砂場が完成します。
本格的なものが素人でも作れるのか心配……と感じるかもしれません。
しかし、手順は意外とシンプルなので、庭の雰囲気に合う材料を揃えて砂場作りに挑戦してみましょう♪
必要な材料・道具
砂・防草シート・枠が最低限必要で、使う材料によって揃える道具が変わってきます。
作りたい大きさに合わせて購入する量を決めましょう。
砂利は水捌けをよくする目的で使用しますが、無くても作れるため必要かどうかは庭の状態で判断してください。
道具は、枠に木かレンガ・ブロックかで揃えるものが変わってくるのでよく確認しましょう。
数が多くて購入が大変に見えますが、全てホームセンターで揃えられ準備も楽ちんですよ!
作り方の手順
作り方は、穴を掘って防草シートを敷き、枠で囲って最後に砂を入れれば完成です♪
事前準備として、砂場を設置する場所・大きさ・デザインをしっかり考え決めておきましょう。
木枠を使用したいなら、防虫・防腐・防水のような必要と感じる加工はあらかじめ完了させておけばスムーズです。

加工済みで組み立てるだけの商品もあるので、ぜひチェックしてみてください!
- 手順1設置したい場所に砂場の大きさの穴を掘る
枠よりも少し大きめに、深さは20cm以上を目標に掘り、底部分が水平になるように調整する。
住むところによっては深さ20~30cmに水道管が埋まっている可能性もあるので、注意が必要!
- 手順2砂利を敷き詰める
水捌けをよくしたいなら必要な工程だが無くても作れるため、庭の土の様子によって判断する。
砂利を敷き詰めたら、底の地面を足で踏みしっかり固める。
- 手順3防草シートを敷く
排水をよくし、砂場に草が生えてこないようにするために敷く。
防草シートは、繊維の重なった部分が熱で融着していて強度が高く破れにくい不織布を選ぶのがおすすめ。
必要な大きさにカットし敷き詰め、浮いたりずれたりしないようにUピンや釘を上から打って固定。
- 手順4枠を当てはめて固定する
水平器を使用して、枠が地面と水平になっているかを確認し調整するとよい。
木枠は電動ドライバーを使ってビスで固定し、踏んでも割れないよう土で周りを固め、補強する。
レンガ・ブロックの場合は、枠に沿って並べたり積んだりして、セメントやモルタルで固定。
その際、レンガはモルタルの水分を奪ってうまく固まらない場合があるため、あらかじめ濡らしておく。
- 手順5仕上げに砂を敷き詰める
砂の量が多すぎると、遊んですぐ周りに散らかるので、枠内に7割程度にとどめる。
除菌砂を使用すれば、衛生面でも安心。
完成するまでに早ければ2時間半、遅くとも半日程度で完成させられるため、作ったその日に遊ぶのも可能!
工具も使うため作り手やお子さんに怪我のないよう、使用方法や保管の仕方には十分気をつけましょう。
庭に砂場は後悔する⁉ポイント5つと効果的な対策!


庭に砂場を作ってしまってから後悔したくない!
具体的にどんなところに後悔するのか知りたいし、対策はあるの?
庭の砂場は、手入れ・維持費・使わなくなった後処理が後悔するポイントに挙げられる中で、それぞれ適した対策があります!
庭に砂場を作った方々の後悔ポイントを5つに分け、対策も合わせて紹介します。
野良猫のトイレになった
砂場は野良猫のトイレになってしまい、匂いや汚れの元になる可能性があり、衛生面で注意が必要です。
野良猫の糞尿問題は砂場を作る上で懸念されるポイントですし、キツい匂いやハエの発生も気になるところ……。
また、猫の糞に含まれている寄生虫に触れてしまうと、幼虫移行症となる場合があるので必ず対策しましょう!
蓋つきの砂場にしたり、ない場合は大きさに合うカバーを追加で購入したりして、野良猫の侵入を防ぎましょう。

また、砂場で遊んだ後は手洗い・消毒して、手を清潔にするのも効果的です。
砂が散らばり掃除が大変
庭に砂場を作ると、砂が散らばってしまい、こまめに掃除が必要になる点が後悔ポイントの1つとして挙げられます。
風や雨で砂が飛んだり、子供が遊んで庭が汚れてしまったりするのは、砂場を作るなら避けられません。
また、子供はダイナミックに遊ぶため、服や体に付着した砂が家の中にも入り込む場合も考えられますよね。
風や雨によって砂が散らばるのを防ぐには、使用していないときは蓋やカバーをするのが効果的。
また、砂の入れ過ぎも周囲が散らかる原因になるため、枠内の7割程度にとどめましょう。
砂を家に持ち込みたくないなら、砂場遊び用のウェアを用意してあげれば、ある程度防げます。

雑草や虫に対する手入れが必要
砂場を設置すると、アリ・ダンゴムシ・ナメクジのような虫が住み着いたり、雑草が生えてきたりします。
手入れや対策を怠ってしまうと、雑草が伸びたり虫の住処になったりする恐れがあり、本来の砂場として機能しません。
雑草に関しては、砂場作りの際に防草シートをしっかり敷いておけばある程度防げるので、忘れずに用意しましょう。

虫は、蓋をされていたり砂を動かさなかったりする時間が長いとどんどん増えてしまいます。
天気のいい日は砂を掘り起こして空気の入れ替えや日光に当て消毒し、砂を定期的に動かしましょう!
維持するのにお金がかかる
定期的に砂の補充や入れ替えが必要で、砂場の維持に費用がかかる点も後悔する1つです。
「砂を敷くだけであとは定期的な掃除をしていれば大丈夫」と思われがちですが、衛生的に使い続けたいなら砂の入れ替えは必須!
しかし、砂の入れ替えは自分でやるには労力がかかり、業者に外注するとコストがかかってしまいます……。
砂場の規模が大きければメンテナンスに必要な頻度・費用も増えるので、それを把握した上で作るようにしましょう!
小さくても満足できそうなら、コンテナや衣装ケースを活用した作り方だと、メンテナンスも楽で費用も抑えられます。
子供が成長して使わなくなった
子供の成長と共に砂場が必要なくなったらどうしよう……といった点も悩むポイントのようです。
主に子供が砂場で遊ぶのは、0歳〜小学生頃であるため、それ以降なかなか使う機会が無くなってしまうのが現実。
今は大活躍していても、先を考え使わなくなったときに放置か処分か……想像すると悩んでしまいますよね。
ガーデニングが趣味なら、将来花壇や畑として形を変えて楽しむのも可能!
将来的に撤去を視野に入れているなら、簡易的に設置可能なタイプの砂場で楽しむのがおすすめです。
庭に砂場はメリット盛りだくさん♪子供の成長に活躍!!


庭に砂場を作ったらどんなメリットがあるのかな?
子供の成長にもいいって聞くけど、具体的に何が養われるの?
庭に砂場があれば公園に行かずとも遊べ、自分で管理できるから衛生面も安心なため、子供の成長も促せていいことづくし♪
せっかく庭に砂場を作るなら、得られるメリットのおさらいもしておきましょう!
公園に行く時間がなくとも気軽に遊ばせてあげられ、衛生管理ができるのは親にとっては嬉しいポイントですよね♪
では、子供にとってのメリットは具体的にどんなものが挙げられるでしょうか。
上記の中でも、子供の発達を促せる点にフォーカスしてみましょう。
想像力や創造性が高まる
砂は自由に形を変えられるため、子供のイメージを表現しやすく自分の手で作っていく経験が繰り返しできます。
自分でイメージして砂場遊びができるようになる目安は、大体3歳頃です。
想像力や創造性は、山を作ったり料理に見立ててごっこ遊びをしたりと、楽しみながら繰り返し遊ぶ中で養われていきますよ。
初めはうまくいかずに悔しい思いもするけど、イメージしたものを作れたときには達成感や喜びを感じる貴重な経験にも!
集中してじっくり取り組む力が鍛えられる
砂遊びは、目の前の砂や道具で繰り返しじっくり取り組む姿勢が必要なため、必然と集中し忍耐力が鍛えられます。
成長し学校に行き始めたり大人になったりすると、目の前のことに集中して心折れずに取り組む姿勢は結構大事ですよね!
砂場では同じような動作を繰り返して、様々な形が作られます。
コツコツ取り組むその過程で、勉強やスポーツ、将来の仕事にも必要な集中力と忍耐が鍛えられますよ。
協調性が身につく
砂場遊びは1人ではもちろん、友達・兄弟姉妹のような複数人でも楽しめるため、やり取りを通して協調性が生まれていきます。
例えば、みんなでお山を作ろう!となったとしましょう。
観察していると、道具や手段を共有したり作業を手分けしたりと様々な姿が見られるはず!
やり取りや行動が広がっていく様子は、まさに協調性を学んでいる真っ只中なので、その機会を大切にしてあげたいですね♪
砂場は1人でじっくり遊べる魅力も、みんなとやりとりを楽しめる面白さも、両方味わえる素晴らしさが強みと言えるでしょう!
手先が器用になる
砂をつかむ・握る・固めるには細かい指の動きが要求されるため、手先を使ういい機会となり、器用さに繋がるでしょう。
砂場で一番使うのは「手」であり、つかむ・握る・すくう・つまむ・押すといった様々な動作が遊びの中に詰まっています。
遊ぶときに使うスコップやバケツも手先の細かい動きが必要となるため、力加減や体の使い方も学べます。
また、手先をたくさん使うと脳も刺激されて成長するので、いいことづくしですね♪
感覚的な経験ができる
砂の触り心地・温度感・重さといった様々な感覚を遊びの中で経験します。
砂も乾いたものと水に濡れた状態では全く触り心地が異なり、子供にとって魅力に感じる要素の1つです。
また「表面はあったかいけど中は冷たい」といった変化や「バケツいっぱいに砂を入れると重たい」のような感覚も学びます。
砂という自然物を通してお子さんが変化や気づきを夢中で楽しみながら感覚も鍛えられるなら、親は嬉しい限りですよね!
庭の砂場の作り方は?のまとめ

- 砂場の作り方は、ケースを使用して簡単に用意する方法と、庭に直接穴を掘り本格的に仕上げるパターンの2つ
- とにかく簡単で費用を抑えたいなら、コンテナや衣装ケースに砂を入れただけの砂場がおすすめ
- 広さやデザイン性重視で自由に作りたいなら庭に穴を掘り、枠で囲って砂を入れれば本格的な砂場が完成する
- 庭の砂場は、手入れ・維持費・使わなくなった後処理が後悔するポイントで、それぞれ適した対策がある
- 手入れや掃除が大変なら、砂場カバーや防草シート、専用ウェアのようなアイテムを活用する
- 維持費が不安なら、砂場の規模を小さくしコンテナやケースの使用で費用負担を減らせる
- 子供が成長し使わなくなったら、ガーデニングや他の使い道も選択できるアイテムで楽しむ
- 庭に砂場があれば公園に行かずとも遊べ、自分で管理可能だから衛生面も安心でいいことづくし
- 砂場遊びで手先の器用さや感覚を養い、豊かな発想や集中してじっくり取り組む力が鍛えられ、協調性を学べる
庭の砂場の作り方は意外にシンプルだと分かりましたが、挑戦しやすいと感じてもらえたでしょうか♪
作り方だけでなく後悔しないための対策や砂場のメリットも合わせて理解し、前向きな気持ちで準備を始められたら幸いです!
ぜひご家庭に合う形で砂場を用意し、子供達がじっくりと楽しめる環境になりますように。
庭に本格的な砂場を作りたいあなたには、どんな雰囲気にも馴染みやすいシンプルな木枠がおすすめ♪
丸太の表面は綺麗に加工されていて怪我の心配はなく、造りもしっかりしているから綺麗に長く使えます。
防腐加工済みだから、準備の手間も省けて楽ちん!
