今年のクリスマスは赤ちゃんと家で楽しみたい!
クリスマスツリーを飾るのは危険かな?
子育て中は外出しにくいからこそ、家でクリスマスを楽しみたいですよね。
ベビーサークルを使った対策や手の届かない場所への設置、また、赤ちゃんに安全なツリーを選ぶのもおすすめです!
生後6ヶ月以降の赤ちゃんがクリスマスツリーを触って怪我をするという、危険な事故が起きています。
危険な理由やその対策を知れば、事故を防いで、安心してクリスマスツリーを飾れますね。
赤ちゃんにとって初めてのクリスマス、一緒に楽しんで思い出を作りましょう♪
すでにお持ちのクリスマスツリーを飾りたいときには、ベビーサークルで囲う危険対策がおすすめです。
木製のナチュラルな色味なので、クリスマスツリーの風合いにもピッタリですよ!
好きな形状にカスタマイズできるので、成長に合わせて色んな場所でご使用いただけます。
クリスマスツリーは赤ちゃんに危険?実際の事故例は?
クリスマスツリーには赤ちゃんが【誤飲】【転ぶ】【接触】【やけど】をしてしまう危険性が潜んでいます。
特に6ヶ月ごろから赤ちゃんは自由に動けるようになるので、クリスマスツリーに近づいてしまい事故が起こりやすくなります。
ここでは実際に起きた赤ちゃんの事故例と、どのくらいの月齢(年齢)で起こりやすいかについて解説していきます。
クリスマスツリーが赤ちゃんに危険な理由と事故例
危険への対策をするためには「どんな事故が起こりうるのか」をまず知っておくことが大切です。
クリスマスツリーによる赤ちゃんの事故を大きく分類すると、次の4つがありました。
- 【誤飲】小さいオーナメントや電池、ツリーの葉
- 【転ぶ】ツリーが倒れる、コードにつまずく
- 【接触】ツリーの葉先やオーナメントの角で擦る
- 【やけど】コンセントのイタズラ
実際にどんな事故が起こりうるのか、具体的に見ていきましょう!
1.【誤飲】
クリスマスツリーに飾っていた小さなオーナメントや、飾りの中のボタン電池を飲み込んでしまう事故が報告されています。
「一人で遊んでいて、クリスマスツリーを倒してしまい、飾りを誤飲したようだ。泣き声で気付いた保護者が子どもの口から飾りを取り出したら、少量出血していた。」(1歳)
「保護者がクリスマスの飾りを出しているところに一緒にいて、光る飾りをなめて、中のボタン電池を飲み込んでしまった。飾りを投げて壊し、蓋が取れてしまったようだ。レントゲンにて胃内に確認された。」(0歳9か月)
引用:消費者庁「Vol.482 クリスマスの時期、小さな飾りやおもちゃに注意!」
「まだ赤ちゃんだから」と思っていても、倒したり投げたりして、偶然にも小さい部品が手に入ってしまうのです…!
またツリーの葉も抜けやすいので、床に落ちていると赤ちゃんが口に入れてしまう恐れがあります。
手に取ったものはすべて口に入れてしまう時期は、赤ちゃんが届かない位置にクリスマスツリーを設置しましょう。
2.【転ぶ】
クリスマスツリーにつかまり立ちをして倒れてきてしまったり、電飾のコードに引っかかって転んでしまうケースがあります。
クリスマスツリー自体に安定感はありませんが、赤ちゃんは少しでもつかまれるところを見つけると立ってしまいますよ!
赤ちゃんがつかめない高い位置にツリーを設置したり、倒れないように固定したりして危険を防ぎましょう。
特に大きいサイズのクリスマスツリーが赤ちゃんに向かって倒れてしまうと、大変な大怪我になるので注意が必要です。
3.【接触】
クリスマスツリーの葉先や星型のオーナメントなどの尖った部分は、顔や目をけがをする恐れがあります。
体に対して頭が大きい赤ちゃんはバランスを崩しやすく、いつ転ぶかわかりません。
クリスマスツリーの枝はワイヤーでできていたり、チクチクした葉先であったりして危険ですよね。
赤ちゃんがツリーに近づく時は、必ず大人の見守りが必要です。
また、オーナメントは触ったり舐めたりしてしまっても安全な形や素材を選ぶと安心です。
4.【やけど】
クリスマスツリーの装飾モールをコンセント口に入れてしまい、ショートした火災が起きています。
5年間で1歳〜3歳の子がコンセントをショートさせた火災は13件、うち3件がクリスマスツリーの装飾モールが原因でした。
引用:東京消防庁「こどもの電撃熱傷を伴う火災に注意して!!」
子どもは低い目線で生活しているので、目に入りやすい(床に落ちている)ものをコンセント口に挿してしまう傾向があります。
抜けかかったコンセントの隙間にモール(金属)が挟まることでもショートするので、電飾を付けている間は注意が必要です!
クリスマスツリーの危険対策はいつからいつまで必要?
クリスマスツリーの危険対策は、生後6ヶ月〜3歳ごろまですると良いでしょう。
生後6ヶ月〜11ヶ月の赤ちゃんはそもそも誤飲しやすい時期なので、オーナメントの誤飲事故には特に注意を払いたいところです。
赤ちゃんの危険な行動はすべて成長の過程によるものなので、ある期間を越えれば自然となくなりますよ。
【赤ちゃんの発達】 | 【月齢、年齢】 |
寝返り、ずりばい | 生後6ヶ月〜 |
つかまり立ち、伝い歩き | 生後7ヶ月〜 |
転びやすい | 歩き始め〜3歳ごろまで |
口にものを入れる (誤飲事故が最も多い時期) | 生後5ヶ月〜3歳ごろまで (生後6ヶ月〜11ヶ月) |
2歳を過ぎてやってはダメなことを理解できるようになったので、クリスマスツリーの危険対策を緩めたご家庭もありました。
あくまで子どもの成長に合わせるのが理想ですが、クリスマスツリーの危険対策は2〜3歳まで必要と考えましょう!
思ってたよりも長い期間が危険なんだね。
早いうちから対策しておいて損はなさそう!
クリスマスツリーの赤ちゃん対策はどうする?
生後6ヶ月以降の赤ちゃんはできることが増えるので、クリスマスツリーに手が届かない対策をするのが最も安全です。
いまの活動範囲を把握するのはもちろん、ツリーを片付けるまでの間にどこまで成長しそうか予測しておくのも大切です。
たった1〜2ヶ月でも赤ちゃんはぐんと成長するので、できることが増えたときには、いまの対策で十分かを再確認しましょう!
ねんね期でも要注意!生後5ヶ月までの赤ちゃん対策
赤ちゃんが普段過ごしている空間から、離れた位置にクリスマスツリーを設置しましょう!
まだ活発に動く時期ではありませんが、小さな部品の誤飲とクリスマスツリーが倒れてくる危険から守ることが必要です。
赤ちゃんの周りに小さな部品が落ちていないか、パパママがたびたび確認してあげましょう。
大人の衣服に引っかかって、気づかないうちに小さな部品を落としてしまう可能性もありますよ。
また、地震や何かの衝撃に備えて、クリスマスツリーが倒れないように壁や家具に固定しておくと良いです。
もしツリーが倒れてしまっても、赤ちゃんにぶつかることはないように、離れた位置に設置しておくと安心ですよ!
どんどん活発になる生後6ヶ月以降の赤ちゃん対策
ベビーサークルの中や背の高い家具の上など、赤ちゃんの手が届かない位置にクリスマスツリーを設置しましょう!
クリスマスツリー本体だけでなく、電飾のコードやコンセントも赤ちゃんが触れない配線になっているか確認してくださいね。
テレビ台を囲むようにベビーサークルをつけて、
その中にクリスマスツリーを設置するご家庭も多いですよ!
ベビーサークルの中にクリスマスツリーを設置すれば、誤飲・転ぶ・接触・やけどの危険対策がすべて対応できます!
赤ちゃんの行動範囲が広がるとテレビに接近しすぎたり、引き出しの中身を出すイタズラをしたりと困り事が多発しますよね。
これからのイタズラ対策も見越して、ベビーサークルの設置を検討するのもおすすめですよ!
クリスマスツリーで赤ちゃんに安全なおすすめ商品3選
クリスマスツリーを壁掛け、タペストリー、ステッカーのタイプにするだけで安全に飾ることが可能ですよ。
取り付け&収納も簡単なものばかりなので、ベビーサークルはちょっと収納場所が…というあなたには、特におすすめです!
本物に近くて安全な【壁掛け式のクリスマスツリー】
お好みの高さにフックひとつで設置が可能なので、手軽に安全対策ができます!
葉もポロポロと落ちない素材なので触ってしまう心配もなく、赤ちゃんがいるリビングにぴったりですよ♪
しっかりとボリューム感があり、本物の松ぼっくりが付いていて見た目も良いので「買ってよかった」の声が多数でした。
玄関ドアや階段にも飾れる大きさなので、子どもが成長した後にサブのクリスマスツリーとしても長く使えます♪
壁にかけるだけ♪【クリスマスツリーのタペストリー】
ポリエステル生地にクリスマスツリーが描かれたタペストリーは、安全でお手軽なので赤ちゃんがいるご家庭に人気です!
電池タイプの電飾付きもあるので、タペストリーの裏に本体を収納をすれば、安全にライトアップが楽しめます♪
電飾以外でもリボンや星、オーナメントも自由に飾れるので、省スペースでも存在感がありますよ。
全7タイプのタペストリーがあるので、家の雰囲気に合わせて好みのツリーを選べます。
取り付けも収納もシンプルで、掃除が楽なのも忙しいママに選ばれるポイントです!
お好みでカスタマイズ【ツリーのウォールステッカー】
壁に貼るステッカーなら、全長135cmの豪華なクリスマスツリーが飾れてしまいます!
クリスマスツリー以外にもサンタさんや雪の結晶、可愛いロゴなど様々なステッカーがあるので、とにかく写真映えしますよ。
ステッカーなら赤ちゃんが触っても安全なので、パパママも心置きなく記念撮影ができますね♪
ドライヤーで温めながら剥がすときれいにとれるので、賃貸のご家庭でも安心して使用いただけます!
クリスマスツリーは赤ちゃんに危険?のまとめ
- クリスマスツリーには【誤飲】【転ぶ】【接触】【やけど】の危険性があるため、赤ちゃんの手が届かない対策をすると良い
- 活動範囲が広がる生後6ヶ月以降の赤ちゃんが、クリスマスツリーやオーナメントを触ることでの危険な事故が多い
- 生後6ヶ月〜11ヶ月は誤飲を最もしやすい発達の時期であり、誤飲しやすい小さなオーナメントは特に危険
- 生後6ヶ月以降の赤ちゃんがいてクリスマスツリーを飾る場合には、ベビーサークルで囲うことがのぞましい
- 安全に飾れるクリスマスツリーには、壁掛け、タペストリー、ステッカーの3つがある
危険な側面があるクリスマスツリーですが、赤ちゃんが触って遊ばないような対策をすれば安全に飾れます。
クリスマスツリーを置く場合は、ベビーサークルで囲う対策が最も安全です。
簡単に安全に飾れる壁掛け、タペストリー、ステッカータイプのクリスマスツリーも人気ですよ♪
赤ちゃんの行動範囲がぐんと広がる6ヶ月を過ぎたら、ベビーサークルを検討しましょう。
クリスマスツリーやテレビと配線、細かい雑貨など赤ちゃんが触ると危ないものをまとめて管理できると安心です!
こちらのベビーサークルは特に組み立てが簡単で、設置場所をカスタマイズしやすいと好評ですよ。