保育園で使う弁当箱のサイズはどれくらいのものを買えばいいの?
入園したばかりの1~2歳には200~280mlの弁当箱を購入し、成長に合わせて定期的に買い替えることをおすすめします。
なぜなら、子供が食べるべき食事量は成長とともに増えるからです。
給食のある保育園でも、遠足などでお弁当を作ることがあります。
普段食べている給食の量に合わせようにも、どれくらいのサイズを持たせればいいのか悩んでしまうママやパパが多いです。
そんな時は、年齢を目安に弁当箱のサイズを決めましょう。
また、この記事では次の内容を説明しているため、弁当箱を探す時に役立ててくださいね。
弁当箱のサイズだけでなく素材などにもこだわるといいですよ♪
1段だけでも、2段でも使える弁当箱だから食べる量が増えても安心です。
しかも、本体とフタは食洗機や保温庫が使えるため、機能性も抜群!!
可愛いカラフルなイラストが選べて名前まで印刷可能なのは嬉しいです♪
保育園の弁当箱のサイズはどれくらいがベスト?
保育園に持っていく弁当箱のサイズに目安はある?
弁当箱のサイズは、主に年齢ごとに目安があり、徐々に大きくしていきます。
保育園に通う1歳から6歳までの子供には、普段食べる1食の量より少ない次の表のようなサイズの弁当箱がおすすめです。
年齢 | 弁当箱のサイズ |
1歳~2歳 | 200~280ml |
3歳~4歳 (年少) | 280ml |
4歳~5歳 (年中) | 360ml |
5歳~6歳 (年長) | 450ml |
年齢ごとに適したサイズが違うのは、子供がお弁当から摂るべきエネルギー量が変わるからです。
一般的に「弁当箱の容量(ml)=摂取エネルギー(kcal)」と言われています。
そのため、1食あたりの摂取エネルギー量から、弁当箱のサイズを決めることができます。
なお、子供の1日に必要なエネルギー量と1食あたりの摂取エネルギー量の目安はこれくらいです。
年齢 | 1日に必要なエネルギー量 | 1食あたりのエネルギー量 |
1~2歳 | 900~950kcal | 250~270kcal |
3~5歳 | 1250~1300kcal | 350~370kcal |
6~7歳 | 1450~1550kcal | 420~450kcal |
また、保育園での食事は家庭と違って食べる時間が制限されることが多いです。
そのため、お弁当は、1食あたりの摂取エネルギー量よりも少なめにしておきましょう。
普段の食事量よりも少なめにしておくと、子供は最後まで食べきれて達成感を感じられますよ♪
保育園の弁当箱におすすめの素材や形は?選び方も紹介!
弁当箱は素材や形の種類によって使い勝手が違います。
年齢が低い子供が初めて使うならば、「かぶせ式のフタ、アルミもしくはプラスチック製、楕円型」の弁当箱がおすすめです。
保育園に通う子供はまだ力が強くないため、1番に「弁当箱の開けやすさ」にこだわりましょう。
そして、次に子供が使いやすいだけでなく、親も扱いやすい弁当箱を選びます。
特に忙しいママやパパは、洗いやすさやお弁当の詰めやすさにこだわると時短になりますよ♪
ここでは、3つのポイントに分けておすすめの形態を紹介します。
ポイント1:弁当箱の開けやすさ
弁当箱の開けやすさは、フタの形で変わります。
フタの形は3つのタイプに分けられ、それぞれメリットとデメリットがあります。
かぶせ式
フタの形で1番のおすすめはかぶせ式のタイプです。
フタを上に持ち上げるだけで簡単に開けられるため、幼い子供が1人で簡単に開けられます。
最初の弁当箱として選ぶママやパパも多いです。
デメリットには、フタで密閉ができないため、おかずの汁気が漏れたり、ランチベルトの扱いが低年齢の子供に難しかったりすることが挙げられます。
しかし、密閉の弱さは内フタ付の製品を選べば解消でき、ランチベルトは外し方だけならば習得しやすいため、デメリットをそこまで感じません。
シール式
タッパーのような形で、かぶせ式の次に開けやすく、密閉性もある弁当箱です。
そのため、汁気のあるおかずを詰められます。
次に紹介するロック式より開閉しやすいため、子供が指先に力が入るようになる2歳頃には1人で開けられるでしょう。
ただし、お弁当を温かいまま詰めると開けづらくなってしまうため、注意が必要です。
ロック式
弁当箱の両サイドにカチッと留めるロックが付いているタイプです。
パッキンがあって密閉性が高いので、汁気のあるおかずを入れても鞄などが汚れる心配がありません。
デメリットは、ロックの開け閉めに力が必要で、落としたりぶつけたりするとロック部分が欠けて壊れやすいことです。
保育園でも年齢が高くなれば、このタイプの弁当箱でも開けられるようになるため、選択肢に加えられるでしょう。
ポイント2:弁当箱の洗いやすさ
弁当箱の洗いやすさは、親の家事時間に関わる大切なポイントです。
洗いやすさを考える時は、汚れの落としやすさ、色移りのしにくさ、食洗機がつかえるかなどをチェックしましょう。
主な素材にはプラスチック製、アルミ製、木製があるため、その中から扱いやすいものを選ぶといいですよ♪
アルミ製
軽くて、汚れが付きにくく、長持ちする弁当箱です。
お弁当の保温や保冷もしやすく、保温庫のある保育園ではアルミ製を指定されることがあります。
機能豊富で便利な素材ですが、アルミ部分は食洗機や電子レンジが使えないため、注意しましょう。
なお、アルミ弁当箱のメリットやデメリットは次の記事で詳しく解説しています。
プラスチック製
軽くて値段が安く、基本的に食洗機や電子レンジの使用もできるため、食器洗いに食洗機を使っている家庭におすすめです。
しかし、アルミ製に比べると劣化が早く、色移りしやすい、油汚れも落ちにくいことがデメリットに挙げられます。
そのため、長く使うより、汚れたら買い替えればいいと考える方におすすめです。
木製
アルミやプラスチック製の弁当箱より見栄えはいいものの、扱いづらい素材です。
木製の弁当箱は湿度の調整ができ、ご飯がふっくらしていておいしいと言われています。
しかし、電子レンジや食洗機が使えず、しっかり洗浄や乾燥をしないとカビてしまうため、お手入れが大変です。
お弁当作りに余裕ができてきたら、使ってみるといいですよ。
ポイント3:お弁当の詰めやすさ
弁当箱の形は様々ですが、食べやすさやご飯やおかずの入れやすさを考えて選びましょう。
おすすめは楕円型でのようにご飯とおかずを分けて入れられるタイプです。
初めから内側に可動式の仕切りがあるものを選ぶと、もっと使いやすくなります。
楕円形
アルミ製や木製に多い形で、ご飯やおかずを左右に分けて入れられます。
特に中子と言われる内側の仕切りが付属している弁当箱であれば、おかずが混ざることも防げ、量の調節も可能です。
また、角がないため、洗いやすいのもママやパパにはうれしいポイントです♪
長方形
隙間なくお弁当が詰められる形です。
こちらも楕円型と同じように中子を使ってご飯とおかずを分けて詰められます。
スリムタイプのように幅が細いものより、できるだけ広いものを選ぶとお弁当が詰めやすいです。
楕円型とは違い四隅が角になってしまうため、洗う時は汚れが残らないように注意が必要です。
丸形
ご飯とおかずを分けて詰めるより、のっけ弁当を作るのに向いています。
のっけ弁当は見栄えがいいものの、詰め方が難しいためお弁当作りに慣れ余裕があるころに使う方がいいでしょう。
保育園の弁当箱へ名前はどう付ける?4つの方法をご紹介
保育園に弁当箱を持っていく際は、子供の名前を分かりやすく書く必要があります。
1番のおすすめは弁当箱への印字サービスを利用することですが、他にもシールやスタンプで名前を付ける方法があります。
方法1:油性マジックで書く
1番手軽で、すぐに書ける方法ですが、字が上手く書けないことがあります。
また、弁当箱への名前書きはできても、同時に持っていくスプーンやフォークに小さく名前を書くのは辛いとの声がありました。
方法2:防水タイプのお名前シールを貼る
お名前シールはネットなどで簡単に複数個まとめて注文でき、弁当箱以外のものにも使えるため、一度購入しておくと便利です。
弁当箱に貼るならば、必ず防水タイプを選びましょう。
また、名前部分は手書きで対応するタイプもありますが、シールに名前が印刷済みの方が楽なので断然おすすめです。
方法3:防水タイプのお名前スタンプ
油性インクのお名前スタンプで、インクの補充をすれば長いこと使えます。
値段は少し高いものの、シールの枚数よりも使う頻度が高ければ検討してみてもいいかもしれません。
方法4:弁当箱への印字サービスを利用する
弁当箱を購入する際に、名前を印字してくれるサービスがあります。
可愛らしいフォントや色を選べるため、オリジナルの弁当箱が作れます。
自宅用だけでなく、プレゼントとしてもおすすめですよ♪
保育園の弁当箱のサイズの目安は?のまとめ
- 保育園で使う弁当箱のサイズの目安は1~2歳は280ml以下、年少さんは280ml、年中さんは360ml、年長さんは450ml
- 普段の食事量よりも少なめにしておくと、子供が給食の時間内に食べきれていい
- 弁当箱は素材や形などもチェックし、子供が食べる時に開けやすいか、洗ったりお弁当を詰めたりするのが楽かも考えるといい
- 弁当箱のフタはかぶせ式だと幼い子供でも開けやすいためおすすめ
- 弁当箱は食洗機を使う場合はプラスチック製、使わない場合はアルミ製を選ぶと手入れがしやすく、楕円型はお弁当が詰めやすい
- 保育園で使う弁当箱に名前を付ける時は、防水タイプのお名前シールや印字サービスなどを使うと見やすく、手間がかからない
保育園でのお弁当は子供にとって楽しい時間にしてあげたいものです。
ぜひ、子供が1人で開けられて残さず食べられることと親のお弁当作りや片づけなどに手間がかからないことを両方満たせる弁当箱を選びましょう。
楕円型のプラスチック製の弁当箱だから、お弁当も詰めやすくて洗う時も楽です。
2段の弁当箱ですが、1段だけでも使えるため、サイズアップで買い替える必要がありません。
フォントなどを選んで名前を印刷するとオリジナルの弁当箱ができるのが嬉しいです♪