
食洗機の洗剤ってどれがいいの?
洗剤ごとの違いが知りたいな。
食洗機の洗剤は、コスパ重視なら粉末、使い勝手で選ぶなら液体かタブレットタイプを選びましょう。
タブレットは計量いらずで使えるため、手間をかけたくないユーザーに大人気です!
粉末と液体の洗剤にも、食器の数で使う量を変えられるメリットがありますよ♪
そして誰もが気になる汚れの落ちやすさは、配合されている成分によって違いが出てきます。
もしどれがいいか迷ったら、状況に合わせて数種類を併用するのもおすすめです。
- 食洗機の洗剤の種類や成分の違い、食器用で代用NGの理由
- 食洗機の洗剤の入れ方
- おすすめの食洗機用洗剤6選
食洗機の洗剤はどれがいいか悩んでいるあなたの参考になれば嬉しいです♪
洗う食器が多いときにはタブレットタイプが断然おすすめです!
洗剤をポンと入れるだけで計量の手間はありません。
汚れ落ちに驚いてまとめ買いするリピーターが多数出ています。

食洗機の洗剤はどれがいい?食器用で代用は絶対NG


食洗機の洗剤は種類が多くてどれがいいのか分からない。
コスパ重視なら粉末、使い勝手で選ぶなら液体かタブレットタイプがおすすめです。
どれがいいか悩んだら、あなたが重視したいものは何か考えてみましょう。
汚れ落ちやコスパなど、重視するポイントによってあなたにぴったりの食洗機の洗剤は変わってきます。
食洗機の洗剤は大きく3種類に分けられていて、それぞれに特徴がありますよ。
粉末タイプ
大容量で低価格な製品が多くあるのが粉末タイプです。
都度計量して使うため食器の数に合わせて洗剤の量を変えられるメリットがありますよ。
また、漂白剤が使用されている製品がほとんどのため、茶渋汚れや色素沈着と相性バッチリです。
ただし溶け残りが起きやすいため、こまめな食洗機内の清掃が必要になってきます。
毎回食器量が変わる、とにかくコスパよく洗剤を手に入れたいなら粉末タイプがおすすめです!
タブレットタイプ
計量の必要がなく、入れるだけで準備が完了するのがタブレットタイプです。
洗剤を薄いビニールで覆って固めているのが特徴で、ジェルやキューブといった製品があります。
このタイプは異なる洗浄成分を組み合わせているため、どんな汚れにも効果バツグンですよ♪
しかしタブレット1つで1回分のため、食器量が少ないともったいなく感じてしまうかもしれません。
一度に洗う食器量が多く、手間を省いて時短をしたいならこのタイプ1択です!
タブレットタイプは高温多湿に弱いため、保管場所に注意が必要です。
夏場は冷蔵庫で保管しているという声もありましたよ。
どれがいいか迷ったときは食洗機に入れるだけで使えるタブレットタイプを試してみましょう!
液体タイプ
粉末より価格が上がりますが、タブレットよりはコスパがいいのが液体タイプです。
価格が上がる分、粉末のように溶け残りの心配がありません。
そして粉末と同じように都度計量するタイプのため、食器量に合わせて無駄なく洗剤を使えるのが魅力です。
主に洗剤量をキャップで測るものと、ワンプッシュタイプに分かれますよ。
どれがいいか迷ったら少しずつ使えてコツがいらない液体タイプを試してみてもいいかもしれません。
液体はボトルタイプの製品が多く、食器用洗剤と似ているため間違えないよう注意してください。
食器用で代用は絶対NG
食器用の洗剤を食洗機で使用するのは、故障の原因になるため絶対にやめてください。
食器用洗剤は泡立ちがいいため、泡を吸い込んだノズルが回転不良を起こしたり、水漏れセンサーが反応したりして運転が止まります。
もし間違って食器用洗剤を入れてしまった場合は、落ち着いて次の手順を行ってみましょう。
- step1ドアを開けて電源を切る
- step2食器やカゴなどのアイテムを全て取り出し泡を洗い流す
残さいフィルターやノズルはそのままにしてください。
- step3電源を入れて「乾燥コース」を運転
食器用洗剤が含まれた水を庫内から排水するためです。
- step4ポンプの音が止まったら(約1分)運転を停止
- step5食洗機の中に残った泡をふき取る
残さいフィルターとノズルをここで取り外し、水洗いをしてもとに戻します。
ノズルが外れないタイプの場合はつけたまま泡をふき取ってください。
- step6洗剤を入れず「スピーディー」など時間が短いコースで運転する
泡がなくなるまで2回以上繰り返します。
この手順を行ってもエラーが消えないなど異常がある場合は、メーカーに修理を依頼してくださいね。
食洗機の洗剤の違いは?成分によって汚れ落ちに差が!

食洗機の洗剤は、配合されている成分によって洗浄力や使える食器に違いがあります。
汚れの量や使うシチュエーションによって適した洗剤は違ってきますよ。
洗剤選びで重要な成分について、どんな違いがあるのか1つずつ見ていきましょう♪
汚れ落ちの違いは界面活性剤の配合量で決まる
界面活性剤の配合量の違いが汚れ落ちに大きく関わっており、5%が1つの基準になりますよ。
日ごろ使っている石けんも界面活性剤の1種のため、悪い成分ではありません。
ですが食洗機の洗剤によく使われている「合成界面活性剤」は、石油由来の成分で肌への刺激が少し強くなっています。
健康上の問題は報告されていませんが、気になる場合はシャボン玉石けんなどの不使用製品の使用を検討してみましょう。
ただし、界面活性剤不使用の製品は少し洗浄力が落ちるため、手で取れる汚れを取ってから食洗機にかけるといいですよ。

中性と弱アルカリ性は洗いたい食器の違いで選ぶ
テフロンコーティングのフライパンを洗いたいと考えているなら中性の洗剤を選んでくださいね。
中性と弱アルカリ性はそれぞれ以下のような特徴があります。
弱アルカリ性 | 油汚れやたんぱく質汚れが落ちやすい。 |
中性 | 洗浄力は落ちるが食洗機対応であればすべて使える。 |
食洗機の洗剤は直接手に触れないため、刺激が強くても汚れ落ちがいい弱アルカリ性の製品が多くなっています。
弱アルカリ性が使えない柄物やアルミ製の食器も、中性洗剤であるクリスタなら食洗機で洗えますよ。

グラスのくもりを取るならクエン酸
くもったグラスをきれいにしたいならクエン酸入りを選びましょう。
くもりの原因である水垢はアルカリ性のため、中性洗剤ではあまり落ちません。
クエン酸には金属を腐食させる恐れがあるため金属製の食器は一緒に洗わないでください。
クエン酸が入ったキュキュットクリア除菌を使えば洗い上がりの違いに驚きますよ。

食洗機の洗剤の入れ方は?あなたはどっちのパターン?

食洗機の洗剤の入れ方は専用洗剤入れがあるかないかで変わります。

うちの食洗機には専用洗剤入れがあるか見てみないとね。
洗剤の使用量については製品ごとに異なるため、使う前に記載されている量を確認してくださいね。
専用洗剤入れがある場合
専用洗剤入れがある機種は、その場所に専用の洗剤を入れるだけですぐに使えますよ。
リンナイや一部の設置式Panasonic製品に専用洗剤入れが付属しています。
専用洗剤入れがある場合、入れ方にコツはまったく必要ありません。
専用洗剤入れがない場合
専用洗剤入れがない食洗機は内部に直接入れていきます。
粉末・液体とタブレットでは入れ方が異なるためそれぞれ見ていきましょう。
粉末・液体タイプの入れ方
粉末・液体タイプの洗剤を入れる際には2つのポイントに注意しましょう。
- 残さいフィルターの周辺には入れない
- 食器にかからないようにする
残さいフィルターの周辺は最初の工程で排水が行われます。

そのため、残さいフィルター周辺に入れると食洗機内に洗剤がいきわたる前にすべて流れてしまう恐れがあります。
これでは洗剤の効果を十分に発揮できません。
また、食器に洗剤がかかってしまうと溶け残りの原因になります。
特に粉末タイプは食器のくぼみに残ってしまいがちのため、洗剤がかからないよう注意してください。
タブレットタイプの入れ方
タブレットタイプは残さいフィルターの上に置いてください。
タブレットタイプは洗剤の部分がフィルムで覆われています。
水がかかることで洗剤が溶け出すため、あえて水がかかる残さいフィルターの上に置くのが正しい入れ方となっているんです。
食洗機の洗剤のおすすめ!口コミ高評価6選を紹介

食洗機の洗剤は、キュキュットやジョイ、チャーミーやフィニッシュなどが人気になっています。
それぞれ得意な汚れがあったり、使い勝手が工夫されたりしているんです。
これから紹介する6つのおすすめの洗剤から、あなたにぴったりのものを見つけてくださいね。
コスパ抜群の大容量粉末タイプ
洗剤はコスパのいいものを選びたいあなたには粉末タイプがおすすめです。
口コミでも高評価のキュキュットと、数少ない合成界面活性剤不使用のシャボン玉せっけんを今回は紹介します。
粉末タイプはジッパー付の詰替え用が多く、ケースやスプーンが付属していません。
100均などで使いやすい計量スプーンを用意するといいでしょう。
大さじスプーンのすり切り1杯が約4.5gとなっています。
【花王】キュキュットクエン酸効果
食器用と同様、「キュキュッ」と洗い上がる粉末洗剤です。
ガラスのくすみや染み付いたコーヒー汚れにが落ちるだけでなく、除菌や消臭効果ももちろんありますよ。
爽やかなオレンジの香りがさっぱりとした気分にさせてくれるでしょう。

好みに合わせてグレープフルーツの香りも選べますよ。

【シャボン玉せっけん】食器洗い機専用
合成界面活性剤不使用で人にも環境にも優しい食洗機の洗剤です。
でも本当に汚れが落ちるか不安に思っていませんか?
配合された3つの成分が油汚れまでしっかり落としてくれるんです。
グルコン酸塩 | 食品添加物にも使われている安全な成分で、くもりを防ぐ |
過炭酸ナトリウム | 弱アルカリ性の漂白剤で油や食べこぼしなど酸性の汚れを落とす |
ケイ塩酸 | 食洗機のつまりや食器のくもり、白いカスの付着を防ぎきれいに洗い上げる |
食器は食べ物や口に触れるもののため、成分にこだわって選ぶのもいいかもしれませんね。

溶け残りの心配ナシの液体タイプ
必要な量だけ出せて溶け残りの心配がない液体タイプは中性洗剤が多くなっています。
中性洗剤なら、お気に入りの食器を食洗機で洗っても傷む心配をせずに済みますよ。
コスパのいいクリスタとワンプッシュで使い勝手がいいウルトラクリーン、どちらがあなたに合うでしょうか?
【ライオン】チャーミークリスタ
食洗機用の液体洗剤でNo.1の売上を誇るのがチャーミークリスタです。
粉が舞い上がってむせたり溶け残ったりする心配もありませんよ。
キャップで5gと10gが計量できるため、食器量や汚れの度合いに合わせて洗剤の使用量を変えられます。
コップをよく洗うあなたはくもりが取れる「クリアジェル」を選びましょう。

汚れた食器をよく洗うあなたは、臭い対策に特化した「消臭ジェル」がおすすめです。

【花王】キュキュットウルトラクリーン
ウルトラクリーンはワンプッシュで1回量の洗剤が出るため計量いらずで使えますよ!
プッシュ回数 | |
通常の汚れの場合 | 1回(5.5g) |
汚れがひどい場合 | 2回(11g) |
界面活性剤も15%配合されていて、汚れ落ちもバツグンです。
洗剤の計量を面倒に思うあなたにぴったりではないでしょうか?
こちらはすっきりシトラスの香りを楽しめますよ。

もちろん無香料タイプもあるため好みに合わせて選んでくださいね。

入れるだけで簡単に使えるタブレット・キューブタイプ
複数の成分が合わさっているタブレット・キューブタイプは、1つで多くのの悩みを解消できる製品が多くなっています。
Panasonicなど主要な食洗機メーカーも推奨の2つの製品を特徴と共に紹介していきますよ。
【P&G】ジョイジェルタブ
ジェルと粉末の2種類の洗浄成分を独自の技術で配合したタブレットタイプの洗剤です。
こびりついた汚れもそのまますっきり落とせちゃいますよ。
ひんぱんにセール対象になるため、そのタイミングでまとめ買いをするとかなりお得に手に入るでしょう♪
ネット通販愛用者には特におすすめの洗剤です!

【フィニッシュ】プレミアムパワーボールキューブ
1粒で強力洗浄・除菌・消臭・庫内洗浄・輝く洗い上がりの5つの効果があるオールインワンキューブです。
3色それぞれに効果がある成分が含まれていますよ。
- 酵素入りの赤い部分
- 青い層のアルカリ成分
- 白い層の除菌成分
プレミアムパワーボールキューブは食器に関するどんな悩みも1粒で解消できる最強洗剤なんです。
食器量が多い、汚れ落ちがいいものがほしいあなたにぴったりではないでしょうか?
店頭ではあまり見かけないため、ネット通販がおすすめです。

食洗機の洗剤はどれがいい?のまとめ

- 食洗機の洗剤はどれがいいか悩んだら、コスパ重視なら粉末、使い勝手で選ぶなら液体かタブレットタイプを選ぶ
- 粉末、液体は食器の数に合わせて洗剤の使用量を変えられる
- タブレットは一度に洗う食器の数が多い場合におすすめ
- 食器用の洗剤を食洗機で使用するのは、故障の原因になるため絶対NG
- 食洗機の洗剤は、配合されている成分によって洗浄力に違いがある
- 汚れ落ち重視なら界面活性剤が5%以上配合されているもの、グラスのくもりを取るならクエン酸配合を選ぶ
- 油汚れが落ちるのはアルカリ性で、テフロンコーティングされたフライパンなどを洗う場合は中性
- 洗剤の入れ方は、専用洗剤入れがあればそこに、なければ内部に直接入れる
- 食洗機の洗剤は、キュキュットやジョイ、チャーミーやフィニッシュがおすすめ
読む前はどれがいいか迷っていたあなたも、使ってみたい食洗機の洗剤が見つかったのではないでしょうか?
食洗機の洗剤は種類や成分によって汚れ落ちや使い心地に違いが出てきます。
自分に合った洗剤で食洗機を思う存分使い倒しましょう!
どれがいいか迷ったら、まず液体タイプを試してみましょう♪
コツいらずで無駄なく使えるため食洗機デビューにはもってこいなんです。
中性洗剤だから、あなたの大切な食器を傷めずに汚れを落とせますよ。
