SNSを中心に話題の「せいろ」、気になっている方も多いのでは……?
簡単に料理が作れるのがメリットのせいろですが、お手入れがめんどくさいのでは?と心配になりますよね。
実は、調理中に高温の蒸気で殺菌されているので洗剤を使って洗う必要はないんです!
「めんどくさい」と避けられがちのせいろを簡単にお手入れする方法をご紹介しますよ♪
蒸し料理は高栄養かつ低カロリーで、美容やダイエットにも効果があります。
食材を乗せて蒸すだけで手軽に作れるせいろ料理は忙しいママにぴったり!
下準備の段階からお手入れまでめんどくさい手順はないので、ぜひこの機会に活用してみてくださいね♪
- せいろの基本的なお手入れ方法と使い方
- お手入れを楽にするせいろの選び方
- 油汚れがついてしまった場合の対処法
蓋1つと本体2つがセットになった基本のせいろははじめに揃えたいアイテム!
専用の鍋と蒸し板がついたセットを選べば蒸し料理以外にも煮物を作ったり鍋料理をしたりと用途が広がります♪
せいろを取り入れて、忙しい毎日の食卓にちょっとした特別感を演出してみませんか?

せいろは手入れがめんどくさいは嘘?カビを防ぐためは?


せいろを使ってみたいけど、お手入れがめんどくさいんだろうな……。
ズボラな私には無理かな?
簡単に健康的な蒸し料理が作れると人気のせいろですが、木で作られているためカビが心配で「お手入れがめんどくさい」と避けられてしまう場合も……。
せいろのお手入れ方法ですが、基本的には水洗いしてよく乾かすだけ!
めんどくさいことは避けたいズボラなあなたにこそおすすめしたい調理器具なんです!
これからせいろの基本的なお手入れ方法をご紹介しますね。
【お手入れ方法】せいろを使った後はどうする?
- STEP1水洗いする
洗剤は使わずに水洗いし、布巾でよく水気をふき取ります。
汚れがひどくなければ、濡らした布巾で拭くだけでもOKです!
- STEP2しっかりと乾燥させる
立てかけたり、S字フックにかけたりして半日以上よく乾燥させます。
湿気はカビのもととなるので、完全に乾くまでよく待ちましょう!
- STEP3通気性のよい場所で保管
よく乾かしたせいろはビニール袋に入れず、そのまま棚などの収納スペースにしまいます。
せいろの保管で気をつけることは、ずばり湿度です!
せいろはお手入れが簡単とはいえ、保管場所に湿気があればカビの原因になってしまいます……。
通気性のよい大きめの布で包んでそのまま置いておくと、インテリアの一部になっておすすめですよ♪
シンク下の収納は湿気が多いので、他の場所を検討してもよいかもしれません。
- 木にしみ込んでしまうため、洗剤は使わず水洗いのみ
- カビを防ぐため、時間をかけてしっかり乾燥させる
- 収納時、ビニール袋には入れずそのまましまうか通気性のよい布に包む
せいろの手入れは簡単!使い方とさらに楽する方法も


せいろって洗うパーツが多くてお手入れがめんどくさいんじゃ……?
せいろはお手入れがめんどくさいイメージがありますが、実はとても簡単なんです!
高温の蒸気で殺菌されるので、他の調理器具と違い中性洗剤でゴシゴシと洗う必要はありません。
吸水力が高いので、洗剤を使うと成分がしみ込んでしまうため注意しましょう。
ポイントさえ押さえてお手入れすれば、カビることなく長持ちさせられますよ♪
【基本の使い方】下準備から調理後までの6ステップ
せいろはシュウマイや肉まんなどの中華をはじめ、温野菜、おこわなど幅広く使えます♪
せいろのような少し珍しい調理器具は「めんどくさい」と避けられがちですが、一度使い方を覚えてしまえば凝った料理でも簡単に作れるのが魅力のひとつ!
- STEP1せいろをたっぷりの水で濡らす
乾燥したまま蒸すと、急激な湿度変化でせいろに歪みや割れが生じる場合があります。
濡らすと匂い、汚れ、焦げつき防止にもなりますよ。
- STEP2鍋にたっぷりのお湯を沸かす
せいろ専用の鍋も売っていますが、ご家庭にある鍋でも使えるんです。
せいろの直径より1~2cm小さい鍋を使うとよいでしょう。
- STEP3せいろに食材を入れる
食材を直接せいろに乗せないようにすれば、匂い移りや油汚れを防げます。
葉野菜やクッキングペーパーを敷きましょう。
- STEP4鍋がグラグラと沸いてきたら、せいろを乗せる
鍋とせいろの間にかませて使う「蒸し板」を使えば、サイズの大きな鍋も使えますし、底が焦げるのを防いでくれる効果も。
- STEP5火加減を中火に落とし、蒸気が一定の強さで上がるよう調整する
「やや強め」の中火にすると、食材に早く火が通ります。
火にかけている間、鍋の水を切らさないよう注意してくださいね!
- STEP6使い終わったせいろを水洗いし、よく乾かす
平らな場所に置いて乾かすと、風が通らな部分がカビてしまうことも!
立てかけたり、フックにかけたりしてよく乾かしましょう。
せいろにカビが生えてしまうと、木の繊維奥まで浸食してしまっているため、洗っても落とせません……。
悲しいですが、せいろは消耗品と割り切って買い替えるのをおすすめします。
そうならないためにも、使った後はよく乾かすようにするのが大切です!
さらにお手入れを楽したいあなたへ
食卓でふわっと漂う木の匂いが魅力のせいろですが、どうしてもお手入れがめんどくさい……というあなたには木製以外もありますよ!
木製でなければ汚れがついても中性洗剤でゴシゴシ洗えて、乾燥させる手間も省けます。
また、木製せいろを使う場合には食材の一番下に野菜を敷くと汚れづらくなり、使った後のお手入れも楽にできるのでおすすめです。
レンジ調理で時短も叶う【プラスチック製せいろ】
プラスチック製は軽くて持ち運びやすく、中性洗剤で洗えるのでお手入れ簡単♪
耐熱性が高いプラスチックのせいろは電子レンジ調理もできるので、時短したいあなたにおすすめ!
100円ショップなどにはお手頃価格で手に入れられるプラスチック製のせいろもあるようです。
木のせいろを買う前に試してみたいというあなたは、安価なものから始めてみるのもよいですね。

大容量で一気に調理ができる【ステンレス製せいろ】
カビにくく錆びにくいステンレスのせいろは、お手入れを楽したいあなたにはメリットだらけ!
サイズが大きいものも多く販売されているので、一度にたくさん蒸したい場合にはステンレス製がおすすめです。
ステンレスは木に比べて熱が伝わるスピードが速いので、食材を素早く均一に温められますよ。

葉野菜やクッキングペーパーで汚れ防止
お手入れは楽したいけど、木の香りも楽しみたいあなたはこちらがおすすめ。
レタスやキャベツ、もやしなど野菜やクッキングペーパーを敷いてから食材を乗せると、せいろの油汚れや匂い移りを防いでくれます。
100円ショップやオンラインショップではせいろ専用のクッキングペーパーも売っていますよ。
頻繁にせいろを使うあなたは、簡単に汚れを防げる専用のアイテムを準備してもよいかもしれませんね。
せいろの手入れは油が大敵!汚れてしまったらどうする?


せいろで肉料理をしたら油汚れがついちゃった……!
洗剤が使えないから、どうお手入れしたらよいんだろう?
せいろは水洗いが基本ですが、油汚れがついてしまうとなかなか落ちません。
洗剤が使えないのに、どうやって汚れを落としたらよいのか疑問に思ってしまいますよね。
特にお肉や魚など脂肪分が多い食材では、油汚れが多くついてしまうことも……。
- 水蒸気と一緒に食材から出た油が蒸発する
- せいろの表面について、冷え固まる
ここからは、せいろに油汚れがついてしまったときのお手入れ方法についてご紹介します。
軽い汚れには【熱湯洗い】
軽い油汚れなら、熱湯に浸けると簡単に落とせます。
お湯ならどのご家庭でもすぐに準備できるので、手軽に試せる方法ですよ。
- STEP1せいろを熱湯に浸す
そのまま5分ほど浸け置きし、柔らかいスポンジで汚れを落とします。
- STEP2すすいで乾燥させる
立てたり吊るしたりして、完全に乾くまで待ちましょう。
軽い油汚れに効果的な方法ですが、せいろは吸水しやすい性質があるため長時間のつけ置きは避けましょう。
汚れがついてすぐなら、まずは熱湯洗いでのお手入れを試してみてください♪
べっとりついてしまった油には【重曹洗い】
アルカリ性の性質を持つ重曹を使って、油汚れを分解する方法があります。
- STEP1ぬるま湯1リットル:重曹大さじ1の液体に30分浸ける
希釈されている液体タイプではなく、粉の重曹を使いましょう。
- STEP2スポンジで洗ってよく乾燥させる
柔らかいスポンジで優しく洗い、最後はよく乾燥させるのがポイントです!
ただし重曹を使った汚れ落としは、アルミ製のせいろには不向き……。
アルミと重曹が化学反応を起こし、せいろが黒ずんでしまうためです。
アルミ製のせいろをお使いのあなたは、中性洗剤で洗えば大丈夫ですよ♪
しつこい油汚れを分解する【クエン酸洗い】
しつこい油汚れにはクエン酸を使った方法が効果的です!
クエン酸は水回りの掃除に使えるので、1つ持っておくと便利ですよ。
- STEP1ぬるま湯1リットル:クエン酸大さじ1の液体に30分浸す
希釈されている液体タイプではなく、粉のクエン酸を使いましょう。
- STEP2スポンジで洗ってよくすすぐ
スポンジは柔らかいものを使い、よく乾燥させましょう♪
クエン酸を使えば、頑固な油汚れも簡単に落とせるかもしれません。
他にも、人と環境に優しい素材を使って浸け置きする方法があるのでご紹介しますね。
水に溶かす割合と浸け置き時間が変わりますが、スポンジで洗うのとよく乾燥させる点は同じです!
クエン酸で落ちない汚れがある場合は試してみてくださいね♪
割合 | 浸け置き時間 |
水1リットル:セスキ炭酸ソーダ大さじ1 | 15分 |
水1:酢1 | 15分 |
油汚れは酸性のため、アルカリ性の溶液を使うと中和効果により汚れが落ちやすいです。
酢は酸性ですが、酢酸が油汚れを分解してくれるので効果的に油汚れを落とせますよ。
せいろは手入れがめんどくさい?のまとめ

- めんどくさいと思われがちなせいろのお手入れは、高温の蒸気で殺菌されるので洗剤での洗浄は基本的に不要
- 使用後は水洗いし、風通しのよいところで立てかけたりフックにかけたりして完全に乾かすのが大切
- 保管時はビニール袋に入れず、湿気の少ない場所にそのまましまうか通気性のよい布に包んで置いておく
- 使う前にはせいろをよく水で濡らすと、匂い移りやひび割れを防げる
- 野菜やクッキングペーパーを敷いてから食材を入れるようにするか、プラスチック製やステンレス製のせいろを使えばお手入れが楽になる
- 肉や魚を使う料理で油汚れがついたら、軽い汚れには【熱湯洗い】べっとり汚れには【重曹洗い】しつこい油汚れを分解する【クエン酸洗い】を試す
せいろはお手入れがめんどくさいと思われますが、実は水洗いだけで簡単にできるんです。
よく乾燥させるというポイントさえ守れば、健康的な料理を時短で作れる便利アイテム!
めんどくさいのでは?と避けていたあなたも、この機会にぜひせいろのある生活を楽しんでみてくださいね♪
かさばり収納場所に悩みがちなせいろは、重ねて収納するのが正解!
さわらという木材で作られたせいろは、木の香りが移りにくかったり湿気に強かったりとメリットたくさん♪
お手持ちの鍋で調理できる蒸し板付きで、届いてすぐに使えますよ。
