
子供の編み物は何歳からできるかな?
子供が編み物に興味を持ったとき、「何歳から?」と悩むときもあるでしょう。
子供の編み物は、性格や集中力、興味に合わせて方法を選べば、3歳頃から楽しめます。
3歳頃になると、手先の器用さや理解力が少しずつ育つからです。
成長に合った方法を選べば、子供の「やってみたい」という気持ちを無理なく伸ばせますよ。
私は作業療法士で、ものづくりが好きな2児の母として、育児と専門の両面から、編み物のよさを実感してきました。
- 子供の編み物は何歳から?
- 簡単な編み方や、おもちゃの編み機は?
- かぎ針の取り入れ方は?
この記事では、簡単な編み物やおもちゃの活用、かぎ針の取り入れ方を始めやすい目安と合わせて紹介します。
親子で楽しめる編み物を見つけていきましょう。
「好き」をきっかけに始めたい場合は、サンリオキャラクターのマスコットが作れる編み機を選ぶのもおすすめです。
作品の完成をイメージでき、「作ってみたい」気持ちが続きやすくなります。
ラブあみは、リリアンを元にしているので、手順がシンプルで、子供でも取り組みやすいのが特長です。
子供の編み物は何歳から?年齢や性格によってさまざま


子供が編み物を始めるなら何歳からがいいかな?
子供が編み物を始められる年齢に、「何歳からならいい」という正解はありません。
大切なのは年齢よりも、やり方と環境、そして「やってみたい」という気持ちです!
編み物は”失敗してもやり直せるものづくり”のため、子供が安心感を持って挑戦しやすいのが魅力です。
「何歳だから無理」ではなく、「どんな方法なら楽しめそうか」と考えるのが、子供の編み物の第1歩になります。
ここでは、編み物に気軽に親しめるように、おすすめの方法や楽しみやすい子供の特長、うれしい効果をまとめました。
【目安の年齢】一覧でおすすめの方法を紹介!
編み物は、段階を踏めば少しずつできる幅が広がります。
年齢はあくまで、一般的によく見られる【目安】としてまとめています。
同じ年齢でも、集中力や手先の発達、性格によって向きやすさはさまざまです。
目安の年齢と方法の特長を知っていれば、子供に提案したり、一緒に選んだりするときに迷いにくくなります。
| 目安の年齢 | おすすめの方法 | 特長 |
| 3~4歳 | 指編み | 道具なし・失敗してもすぐ直せる |
| 4~5歳 | Y字リリアン サークル型リリアン | 糸をかけるだけで流れがわかりやすい 一定の動作で集中しやすい |
| 5~6歳 | ストレート型リリアン 手作り編み機 | 仕組みが理解でき、達成感がある 遊び感覚で取り組める |
| 6歳~ | 編み物おもちゃ | おもちゃの流れを理解して、動かすだけで形になる |
| 小学生~ | かぎ針・棒針 | 自分の力で作品が作れる 手先が育ち、表現の幅が広がる |
目安の年齢はあるものの、実際には子供の性格や集中力、興味の向け方によって合う編み物は変わります。
「何歳から?」と悩んだときは、子供の「やってみたい」気持ちに合わせて、できそうなものを選んでみてくださいね♪
次に、どんなタイプの子供が編み物と相性がいいか、見ていきましょう。
【編み物との相性】楽しみやすい子の特長をチェック
編み物を楽しみやすい子供には、集中力だけでなく、興味の向け方にいくつかの傾向が見られます。
これらの特長があれば、編み物に前向きに取り組みやすくなります。

実際に娘も、私がものづくりをする姿を見て、「なにか作りたい」と言い出し、編み物を始めました。
一方で、細かい作業が苦手でも、「ハンドルを回す」「糸をかける」などの単純な動きでできる編み物なら、遊び感覚で続けやすいです。
向き不向きはあっても、【できる/できない】ではありません♪
どんな方法で何を作るか、色はどうするかなど、やり方次第で楽しめる可能性はグッと広がりますよ。
【メリット】編み物がくれるうれしい効果♪
編み物は、完成品だけでなく「過程」にも大きな価値があります。
まずは、編み物の「ものづくり」としてのメリットを確認しましょう。
その中でも、編み物ならではのメリットも見てみましょう。
指先を使う遊びは「第2の脳」とも言われる手を育て、遊びながら学びにつながる点も大きな魅力です。
編み物は「失敗しても大丈夫、やり直せる」という安心感があり、子供が挑戦しやすい理由の1つです。
子供の編み物は簡単な「かけるだけ」から【3歳~】


子供の編み物で簡単な方法はあるかな?
小さいうちは、取り組みやすい編み方で【糸を扱う楽しさ】を感じるところから始めるのがおすすめです。
編み物は少し難しそうに感じますが、簡単な方法を選べば、遊びに近い感覚で楽しめるものづくりの1つです。
最初から上手にできなくても問題ありません。
遊びの延長として考えて楽しめば大丈夫ですよ♪
ここでは、子供の編み物を簡単に始めやすい方法として、指編みとリリアンを紹介します。
子供の編み物は、簡単な方法から始めれば「できた!」という成功体験につながりやすくなります。
【指編み】道具なしで始められるファーストステップ
指編みは、毛糸さえあればすぐに始められる、子供の編み物でも特に簡単な方法です。
道具を使わず、指に糸をかけていくだけなので、「やってみたい」と思ったその瞬間に挑戦できます。
| 始める目安 | ひも通しや毛糸に興味を持ち始めた 指先を使った遊びに関心が向いてきた 親指と人差し指でものをつまむ力が安定してきた |
間違えてもほどいてやり直せるため、成功・失敗よりも「触ってみる」体験を大切にできます。

4歳の娘も、少し教えるとすぐに自分で進め始めて、「できた!」とうれしそうでした。

初めてにおすすめな太めの毛糸は、ダイソーなどの100円ショップでも手に入ります。
子供に「編み物って楽しい」と感じてもらう最初の1歩として、指編みはとてもおすすめです。
【リリアン】同じ動きをくり返すだけでOK♪
リリアンは、突起に糸を順番にかけていくだけで編める、簡単な方法の1つです。
基本の動きはどの形も共通しており、「糸をかける→外す」を繰り返すだけで、少しずつ編み進められます。
ただし、リリアンは形によって糸の流れや難しさが異なります。
「何を作りたいか」だけでなく、子供の成長や性格に合わせて、迷わず進められる形を選ぶのが大切です。
ここでは、リリアンを次の3種類にわけて紹介します。
【Y字リリアン】簡単シンプル「できた!」を感じやすい
突起の数が少なく、動きがとてもシンプルなのがY字リリアンです。
初めてでも迷いにくく、道具を使った編み物の中でも「できた!」を感じやすいのが特長です。
| 始める目安 | ひも通しやシール貼りなど、指先の動きに少し慣れてきた 両手の別々の動きに慣れてきた |
| 出来上がる形 | 細長い編み紐 |
編み上がった紐は、髪飾りやお人形の服、変身ごっこのベルト、ツリーの飾りなど工夫次第でさまざまに使えます。
くっつける工程を手伝ってあげれば、数本を合わせてマフラーにアレンジもできますよ。

ダイソーでは、一般的なリリアンに小さなY字パーツが付属している商品もありました。
初めて使うなら、木製で手に持ちやすいY字リリアンが人気です。
【サークル型リリアン】手順がわかりやすくスムーズ♪
サークル型リリアンは、突起が円形や四角形に並び、糸の流れがわかりやすいタイプです。
一般的なリリアンとして広く使われており、初めてでもスムーズに進めやすいのが特長です。
手で持てる小さなサイズ感のリリアンから、テーブルに置いて使うタイプまで、形もさまざま。
ダイソーでも取り扱いがあり、気軽に試しやすいのも魅力です。
- 毛糸deリリアン(サークル)【JANコード:4550480095721】
- 毛糸deリリアン(あみぐるみメーカー)【JANコード:4549131640656】

突起に毛糸をかけていくだけで棒針で編んだものと同じくらいのきれいな編み地(編み上がった布の部分)に仕上がりますよ。
| 始める目安 | 糸をかけて外す手順が理解できそう 道具で糸を拾う動きにも挑戦できそう 利き手と反対の手でものを支えながら作業ができるようになった |
| 出来上がる形 | 筒状の編み地 |
筒状に編めるため、マフラーや帽子、レッグウォーマー、ボトルカバー、ミトンなど作れる作品の幅が広がります。
【ストレート型リリアン】少し難しい?!でも達成感あり
ストレート型リリアンは、糸のかけ方が複雑で、リリアンの中では難易度がやや高めです。
突起が一直線に並んでいて、どこに糸をかけるのかを意識しながら進める必要があります。

7歳の娘は、折り返すときに、どこに糸をかけるのか、迷っている様子でした。

慣れてくると、糸の動きが見えてきて、編み物の仕組みを自然と理解できるようになります。
| 始める目安 | 糸をかける位置を意識できるようになってきた サークル型で「糸をかけて外す」動きに慣れてきた |
| 出来上がる形 | 細長い編み地や平たい編み地 |
ダイソーにも商品があり、「少し難しい編み物にも挑戦してみたい」子供に向いています。
- 毛糸deリリアン(ストレート)【JANコード:4550480095714】

簡単な方法から少しずつ段階を上げると、子供の編み物は「簡単→理解できる」へと自然にステップアップします。
最初は混乱しやすいため、手伝いや助言が必要になる可能性があるのは知っておきたい点です。
サークル型とストレート型を使いわけられるセットもあります。
子供の編み物はおもちゃの力を使うのもあり【5歳~】


子供の編み物はおもちゃを使うのもいいかな?
子供の理解度や様子に合わせて、動かすだけで編めるおもちゃを取り入れるのもおすすめです。
操作がシンプルなため、遊び感覚で進めやすく、「早く形にしたい」「道具を使うのが好き!」という子供にも向いています。
手順の負担を減らすと、「作る楽しさ」に集中しやすいのもうれしいポイントです。
ここでは、市販のおもちゃと手作り編み機を紹介します。
【ハンドル式編み機】動かすだけで形になりやすい♪
編み物のおもちゃを使えば「ハンドルを回すだけ」で編み進められます。
細かい手順が苦手な子供でも、取り組みやすい編み物の1つです。
完成までが早く、達成感を得やすいのもメリットです。
| 始める目安 | 説明書の内容を聞いて、遊び方の流れが理解できる 糸をかける準備を含め、手順をイメージできる |
自動で編んでくれるため、編み目が揃いやすく完成度の高い作品になりやすい点も、満足感につながります。
「回すだけ」で編めるタイプなら、遊び感覚で編み物を楽しめます。
【おり機】模様づくりも楽しめて知育要素あり♪
おり機は、編む動きに加えて、模様や配色を考える工程も楽しめる道具です。
モンテッソーリ教育で使われ、「考える」と「作る」を同時に体験できます。
おり機は、こうしたモンテッソーリ教育の考え方と相性のよい遊びの1つです。
| 始める目安 | 糸を交互にくぐらせる手順が理解できる 両手をバランスよく動かせる |
短い小ものから、長いマフラーまでさまざまな作品が作れます。
シンプルな作りのため、子供から大人まで飽きずに長く使えるのもメリットです。
親子で一緒に取り組めるので、成長に合わせて楽しみ方を広げられるのも魅力ですね。
【手作り編み機】牛乳パックで土台作りから楽しめる♪
牛乳パックを使った手作り編み機は、作る工程そのものも楽しめる方法です。
編み方はリリアンと同じシンプルな手順ですが、土台の工作から楽しめるため、仕組みを理解するきっかけにもなります。
| 始める目安 | 土台作りの工程が理解できる ハサミなどの工作用具を安全に使える |
完成した作品だけでなく、「自分で編み機を作った」という経験が加わると、達成感もいっそう大きくなります。
- Step:0材料と道具を準備する
材料:牛乳パックと割り箸(今回は6膳使用)
道具:ガムテープ、ハサミ、カッター、ペン★割り箸の本数は、作りたい突起の数で調整してくださいね♪

- Step:1割り箸を割り、牛乳パックは上下を切り落として15cmほど残す

- Step:2割り箸が上2~3cm出るように、等間隔で牛乳パックの周りに貼り付ける
★割り箸にマーキングしておくと、揃いやすいですよ♪

- Step:3完成!
★編むと写真のようになります。

牛乳パック以外でも筒状であれば、空き缶や箱、ペットボトルなどで代用したり、割り箸はアイスの棒を使ったりできます。
材料を試行錯誤しながら選ぶ工程も含め、夏休みの宿題として取り組むのもおすすめですよ。
突起の本数を増減すれば、子供の成長段階に合わせて難易度を調整できるのも、手作りならではの魅力です。
子供の編み物はかぎ針で作品の幅が広がる【小学生~】


子供の編み物で、かぎ針はどう進めたらいいかな?
編み物への慣れや成長段階によって、かぎ針や棒針を使った作品作りにも取り組めるでしょう。
使う道具が増えると、作品の種類が広がり、表現の幅もグッと豊かになります。
子供向けの安全に使える道具やキットもあるので、達成感や自信につながりやすく、編み物を続ける楽しさも育ちます。
編み物が「遊び」から「自分で作れる楽しみ」へ広がっていくタイミングです。
【かぎ針】ひと目ずつ進められて理解しやすい♪
かぎ針編みは1目ずつ進めていくため、編み物の基本が身につきやすい方法です。
かぎ針での編み物には、次のような特長があります。
- 作品の形が想像しやすい
- どこの目を拾うかが見える
- 間違えてもほどきやすい
動きと結果が結びつきやすく、小学生くらいの集中力がついてきた子供に特に向いています。
| 始める目安 | 1目ずつ順番に進める作業を楽しめる 集中して10~15分程度取り組める 基本の編み目(くさり編み・こま編み)を見た経験がある 大人が編み物をする姿を見て「同じようにやりたい」と感じている |
針の向きを調整しながら目を拾えば、正確に狙う力や、編み図という「設計図」を読み取る力も育ちます。
「グランちゃん」のかぎ針は、子供の手でも持ちやすい形に配慮されたアイテムです。
顔がついた針で向きがわかりやすく、初めてのかぎ針でも迷いにくい工夫がされています。
材料がセットになっていてすぐに編み始められるキットや、作品例が豊富な本を使うのもおすすめです。
自分の手で「形を生み出す」体験が、ものづくりへの自信につながります。
【棒針】材料を選べば子供でも挑戦できる!
棒針は少し難しそうに思えますが、太い毛糸やシンプルな編み方を選べば、子供でも挑戦しやすいです。
棒針では、かぎ針に比べて次の点が必要になります。
- 左右の針の使いわけ
- 毛糸を落とさないような管理
基本を押さえると作品の種類や表現の幅が一気に広がりますよ。
| 始める目安 | かぎ針編みで基本の編み目がスムーズにできる マフラーなど、直線作品を作りたい気持ちがある 太い毛糸で、針の動きが目で追える |
最初は【太い毛糸+基本の編み方+シンプルな直線作品】の組み合わせがおすすめです。
マフラーやストールなど、同じ動きを繰り返す作品から始めると、「できる」という感覚をつかみやすくなります。
棒針ができるようになると、編み物の世界が一気に広がり、「もっと作りたい」という気持ちが育ちますよ。
子供の編み物は何歳から?のまとめ

- 子供の編み物は、性格や集中力、興味に合わせて方法を選べば、3歳頃から楽しめる
- 「何歳から」という正解はなく、子供の「やってみたい」気持ちに寄り添って「どんな方法なら楽しめそうか」を考えるのが大切
- 編み物を楽しみやすい子供には、「ものづくりが好き」、「手芸をする大人の姿に関心を寄せる」などの傾向がある
- 編み物は、完成品だけでなく、集中力や表現力などが得られ、作る過程にも大きな価値がある
- 小さいうちは、取り組みやすい指編みやY字リリアンで糸に触れる楽しさを知るのがおすすめ
- リリアンは、Y字・サークル型・ストレート型など形によって難易度が変わるが、シンプルな手順で取り組みやすい
- 子供の成長に合わせて、動かすだけで編めるハンドル式編み機や知育要素もあるおり機などのおもちゃを取り入れるのもおすすめ
- 牛乳パックを使った手作り編み機は、作る工程そのものも楽しめて、難易度も調整できる
- 編み物への慣れや成長段階によって、かぎ針や棒針を使った作品作りにも取り組むと、表現の幅も広がる
編み物は、子供が興味を持ったとき、何歳からでも始めやすいものづくりです。
子供に合う方法を選び、編み物を何歳からでも前向きに取り組める環境を整えるのが大切です。
失敗してもやり直せる安心感が、挑戦する気持ちと達成感につながります。
成長に寄り添う形で、ものづくりの楽しさを経験していきましょう。
リリアンや編み機に慣れてきたら、ひと目ずつ進められるかぎ針でステップアップするのもおすすめです。
グランちゃんは、顔がついた針で向きがわかりやすく、どう動かすかなどの扱い方の習得に集中できる点も魅力です。
3種類のサイズがあり、子供の手や作りたい作品に合わせて選べます。
