電動自転車は何歳まで子供乗せができるの?
子供乗せ用に幼児シートが付いている電動自転車は、子供が小学校に入学するまで一緒に乗れます。
そのため、電動自転車が1台あると、保育園や幼稚園の送迎にとても役立ちます。
しかし、何歳まで子供乗せができるのかは法律等で決まっているため、小学校入学後は一緒に乗せないように気を付けましょう。
この記事では子供乗せができる電動自転車の購入を検討しているママやパパに向けて次の内容を説明しています。
電動自転車は高価で色々な種類がありますが、ぜひ長く使えるものを見つけてくださいね。
ベビーカーやチャイルドシートを作っているCombiとの共同開発品だから、クッションがしっかりしていて安心して子供を乗せられます。
アシストもしっかり効くので、運転も楽です。
カラーバリエーションもあるため、可愛らしい色を選ぶと毎日の運転も楽しいです♪
電動自転車で子供乗せは何歳まで?乗せ方別に解説!!
電動自転車は何歳まで子供乗せができるの?
電動自転車に一緒に乗せられるのは、子供が小学校に入学するまでです。
何歳までの子供を一緒に乗せられるかは、各都道府県が道路交通法に基づいて定められています。
そして、具体的に「小学校就学の始期に達するまで」と決まっています。
そのため、幼稚園や保育園に通っている子供であれば、6歳になっても小学校入学前の3月31日までは電動自転車に一緒に乗せられるのです。
ただし、電動自転車に付ける幼児シートの種類などが違うと、何歳まで乗せられるかが変わるため注意が必要です。
1.幼児シート(前乗せタイプ)
自転車の前方に設置するタイプのチャイルドシートです。
前乗せタイプは、4歳未満までの年齢制限がある製品が多いです。
そのため、二人の子供を乗せたい時に下の子を前に乗せるケースでよく使われています。
また、安全性と信頼性が高いことを認証する一般社団法人製品安全協会のSG基準では、「子供の身長が100㎝以下、体重が15㎏以下まで」となっています。
この身長体重の目安を考慮すると、大体3歳頃まで使えると考えたほうがいいでしょう。
2.幼児シート(後ろ乗せタイプ)
自転車を運転する親の後方に設置するタイプのチャイルドシートです。
こちらは、小学校就学の始期である6歳程度まで乗せられます。
後ろ乗せは、子供が重くてもハンドル操作に影響が少なく、安定して乗せられる方法です。
また、一般社団法人製品安全協会のSG基準は、「子供の身長が120㎝以下、体重が24㎏以下まで」となっています。
そのため、前乗せの幼児シートとは違い、長く子供乗せができるものです。
3.おんぶ
子供乗せには、自転車の幼児シートを使う以外におんぶをする方法もあります。
おんぶはママやパパの体力に左右されるだけでなく、場所によって年齢制限がかかる場合があります。
法律上、次の場合は、幼児シートをつけずに親がおんぶをしてそのまま自転車に乗ることが可能です。
- 子供一人をおんぶして、16歳以上の者が運転する場合
- 幼児シートに一人を乗せ、別の一人をおんぶして16歳以上の者が運転する場合
これらの場合、子供の年齢上限は一律では決まっておらず、自治体によって異なります。
お住まいの都道府県の決まりをチェックしてくださいね。
例えば、東京都は6歳未満、埼玉県は4歳未満となっていますよ。
電動自転車で子供乗せは何歳から?おすすめの時期は?
電動自転車で子供乗せは何歳からできるの?
子供乗せをするならば、どんなに早くても1歳になってから、できれば2歳頃からがいいでしょう。
法律上、子供を電動自転車に何歳から乗せていいかは決まっていません。
そのため、0歳から子供を乗せても違反ではありません。
しかし、電動自転車に付ける幼児シートの使用開始時期の目安が一般社団法人製品安全協会のSG基準で「体重8㎏以上、身長70㎝以上」とされています。
この目安は前乗せタイプ、後ろ乗せタイプのどちらの幼児シートでも同様です。
おおよそ1歳以上であれば、体重や身長がこの目安を満たせます。
また、1歳になるとしっかり座ることもできるようになります。
そのため、どんなに早くても1歳になり、目安を満たせるようになってから乗せましょう。
加えて、電動自転車のメーカーでは2歳からの使用を推奨しているものが多くあります。
何歳からでも乗せられるとはいえ、子供の成長具合を把握して安心して子供乗せができるようになったら一緒に乗るようにしたいですね。
電動自転車で子供乗せに人気のメーカーは?特徴を紹介
子供乗せができる電動自転車で人気のメーカーは、パナソニック、ブリジストン、ヤマハの3社です。
各メーカーでは、子供乗せの電動自転車としてそれぞれ次のようなシリーズを展開しています。
- Panasonic(パナソニック)のGyutto(ギュット)シリーズ
- BRIDGESTONE(ブリヂストン)のbikke(ビッケ)シリーズ
- YAMAHA(ヤマハ)のPAS(パス)シリーズ
街中を走っている子供乗せの電動自転車は、この3つのシリーズばかりです。
確かに気にしてみるとよく見かける!
それだけ人気ってことね♪
メーカーごとに特徴があるため、人気の車種と共に紹介していきます。
パナソニックの Gyuttoシリーズ
パナソニックのGyuttoシリーズの中では、【ギュット・クルームR・DX】がおすすめです。
タイヤサイズが20インチの子供を後ろに乗せられる電動自転車です。
ベビーカーなどを販売しているCombiと共同開発しているため、幼児シート部分の安心感がすごくあります。
特徴1:しっかりとしたアシスト力
カルパワードライブユニットを搭載し、シーンごとに適切にアシストが効きます。
漕ぎ出しはスムーズ、平地は伸びよく前に進むだけでなく、坂道があってもパワフルです。
ただし、漕ぎ出しからしっかりアシストがかかるため、人によっては急に前に引っ張られると感じることもあるようです。
特徴2:充電頻度が少なく、急速充電ができる
忙しいママやパパに嬉しい充電機能があります。
毎日約10分の距離を一往復するだけならば、2週間に1回の充電で大丈夫なため、手間がかかりません。
また、バッテリー容量の8割まで一気に急速充電もできるため、急いでいる時も安心です。
特徴3:安心設計の幼児シート
5点止めのシートベルトと肩パッドで固定ができ、シートクッションもしっかりしています。
小さな子供を乗せても安心快適なのはポイントが高いです。
加えて、安全バーは全面に囲う形なので、2歳前の子供を乗せても怖くないですよ♪
安全バーは左右どちらからでも開けられたり、スタンドをたてると同時にハンドルが固定されたりするので、乗せおろしも楽にできます。
しかもサンシェードが付いており、夏場の日差しがきつい時は重宝します。
なお、ギュット・クレームRにはDXとEXがあります。
DXとEXの違いはテールランプの自動点灯機能の有無です。
EXの価格はDXよりも高いですが、自動点灯ができるため、夜に乗ることが多く安全面を重視したいあなたにおすすめします。
ブリヂストンのbikkeシリーズ
ブリジストンの電動自転車なら【bikke MOB dd】がおすすめです。
前輪は24インチ、後輪は20インチとタイヤサイズが前後で異なりますが、デザインがよく、機能もしっかりしているのが魅力的です。
もっとおしゃれにこだわりたい人は、前かごが無くなりますが、26インチの【HTDEE.Ⅱ】も候補に入れてみるといいですよ。
特徴1:力強いアシスト
モーターの力と人が漕ぐ力と使い、力強い走りができるため、坂道などにとても強いです。
子供を乗せるだけでも重いので、しっかり走れるのは魅力的です。
特徴2:走りながら充電できる
走りながら自動充電ができるため、充電器の使用回数が減る上に、バッテリー寿命が長持ちします。
電動自転車の寿命はバッテリーで決まると言っても過言ではないため、長持ちするのは嬉しいですね。
特徴3:安全かつコンパクト設計の幼児シート
安全性と幼児シートのコンパクトさを両立できます。
幼児シートに付いてるシートベルトは5点止めで安全バーも全面にかかる形だから、安心感があります。
そして、幼児シート自体はコンパクトで高さが押さえられているため、高さが制限される駐輪場にも止めやすいです。
コンパクトですが、ヘッドレストは最大48cmまで高さ調節可能だから、卒園まで快適に長く乗れます。
ヤマハのPASシリーズ
ヤマハの電動自転車ならば、【PAS Babby un SP】がおすすめです。
タイヤサイズが20インチで、自然なアシストと1歳から乗せられる幼児シートが特徴的です。
パナソニックやブリジストンよりも価格が抑えられているため、値段重視の人に特におすすめします。
しかも、幼児シートが付いていない状態での購入もできます。
必要に応じて幼児シートを選んで買えると臨機応変な対応ができそうですね。
なお、ヤマハの電動自転車には24インチのPAS Crewもあるため、少しでもタイヤが大きいものを選びたい人は候補に入れてもいいですよ。
特徴1:自然なアシスト
ペダルを漕ぐ動きに追従してアシストがかかるため、違和感があまりありません。
しかし、坂道の途中から発進する場合は強く踏み込まないとアシストがかかりにくく、大変だと感じる場合があります。
特徴2:安心感と機能性抜群の幼児シート
ハグシートと呼ばれる幼児シートは、子供の頭を270℃包み込むヘッドレストやフットレストが付いているため、1歳から安心して乗せられます。
また、マグネットバックルや自動巻き取りシートベルトが付いており、乗せやすさもしっかり考えられています。
ほかにも幼児シートが折りたためたり、背面ポケットが付いていたりするため、あると嬉しい機能が豊富です。
子供乗りを卒業後はどうする?(各メーカー共通)
子供が大きくなった後はもう乗らないのかな?
子供乗せの電動自転車は6年ほど使った後も使い続けるママやパパも多いです。
子供を乗せなくなった後の使い道には次のようなものがあります。
- 幼児シートを付けたまま乗り続ける
- 幼児シートを外して、新たにかごを着ける
- 売却や処分をして、新しいものに買い換える
電動自転車は金額が高いため、バッテリーの寿命に問題がなければそのまま乗り続けるのがおすすめです。
基本的にどのメーカーでも幼児シートは取り外せるため、かごに付け替えられます。
かごに変えると、買い物の荷物を前後にたくさん乗せられるため便利との声がありました。
付け替える時は、お店に頼んでやってもらうといいですよ!
電動自転車で子供乗せは何歳までできる?のまとめ
- 何歳まで乗せられるかは法律等で決まっており、子供乗せのための幼児シートが付いている電動自転車は、子供が小学校に入学するまで乗れる
- 電動自転車に付ける幼児シートは、前乗せタイプと後ろ乗せタイプがあり、前乗せは3歳までしか使えないので注意が必要
- 何歳まで乗せられるかはと違い、何歳から子供乗せができるかは法律等で決まっていないが、早くても1歳以上になってから乗せたほうがいい
- 子供乗せのための電動自転車で人気のメーカーは、パナソニック、ブリジストン、ヤマハの3つ
- パナソニックはGyuttoシリーズが有名で、しっかりとしたアシスト、充電頻度の少なさ、急速充電機能、Combiと共同開発した安全性の高い幼児シートが魅力
- ブリヂストンはbikkeシリーズが有名で、坂道にも強いアシスト、走りながらの充電機能、コンパクト設計の幼児シートが魅力
- ヤマハはPASシリーズが有名で、自然なアシスト、1歳からでも安心して乗せられる機能の優れた幼児シートが魅力
子供乗せのために電動自転車を購入する時は、何歳から何歳まで子供を乗せられるかを考えて、必要な幼児シートがつけられるものを購入しましょう。
また、子供乗せの電動自転車は、各メーカーで機能やデザインに違いがあります。
そのため、普段どんな道をどのくらい走るのかも考えて、使いやすいものを選ぶといいですよ♪
子供を安全かつ快適に乗せられるデザインのいい電動自転車です。
バッテリーの充電頻度も少なく、急速充電もできるため、忙しいママやパパも大助かりです。
もちろんアシストもしっかり効きます。