
赤ちゃんに裏起毛はだめなの?
冬の定番アイテムの裏起毛ですが、「赤ちゃんにはだめ」とよく耳にしますよね。
赤ちゃんに裏起毛が不向きな理由は、暑さで体温が上がり、体調を崩しやすいからです。
大人にとっては快適でも、体温調節が苦手な赤ちゃんには暑すぎてしまいます。
裏起毛がいつから使えるかは気温やシーンで変わるため、必要に応じて上手に取り入れましょう。
赤ちゃんの服には、保温力と通気性が備わった【裏毛】素材が最適です。
日常使いや保育園着にもぴったりなアイテムも紹介していますよ♪
- 赤ちゃんに裏起毛がだめな理由
- 赤ちゃんに最適な冬の服装
- 裏起毛が使える場面
- 裏毛素材のおすすめアイテム
「赤ちゃんに裏起毛はだめ?」と悩むあなたに、冬のベビー服選びの参考になれば嬉しいです。
シンプルデザインの裏毛カバーオールは、毎日のお出かけにぴったり。
やさしい触り心地の綿100%で、敏感な赤ちゃんのお肌にも安心です♪
カラーバリエーションが豊富だから、季節や好みに合わせてお気に入りの1枚が見つかりますよ。
赤ちゃんに裏起毛がだめな理由3つ!冬に最適な服装は?


赤ちゃんに裏起毛はだめってよく聞くけど、どうして?
裏起毛は大人にとってはあたたかく快適ですが、赤ちゃんには暑すぎてしまう場合があります。
体温調節がまだ未熟な赤ちゃんや、全力でよく動く幼児には、厚着はむしろ負担になることも。
特に暖房の効いた室内では、動き始めてすぐに汗をかき、熱がこもってしまいます。
さらに裏起毛は汗を吸いにくい素材のため、蒸れによる肌荒れの原因になりえるのです。
ここでは、赤ちゃんに裏起毛がだめと言われる理由と、冬の服装選びについて詳しく解説します。
裏起毛はなぜだめ?赤ちゃんには暑すぎるから!
赤ちゃんに裏起毛がだめとされるのは、暑さで体温が上がりやすく、熱がこもるためです。
裏起毛の生地の特性と赤ちゃんの身体的発達との相性が悪く、結果的に体調を崩しやすくなる場合があります。
保育園でも「裏起毛はNG」が多いのは、まさにこの暑さによるトラブルが起きやすいため。
では、具体的にどんな理由で赤ちゃんに向かないのかを見ていきましょう。
【NG理由1】暑すぎて熱がこもる
裏起毛はふんわりとした起毛が空気をため込み、1枚でも十分なあたたかさになります。
大人にとっては心地いい保温力も、体温が高めの赤ちゃんには過剰なあたたかさになりがちです。
さらに通気性も低いため汗が逃げにくく、熱がこもってしまいます。
保育園などの室内では、暖房により20℃ほどに保たれているところが多く、その環境で裏起毛の服は暑すぎます。
赤ちゃんの衣服には、通気性も高く、保温力にも優れている綿素材がおすすめです!
【NG理由2】汗を吸収しない
裏起毛は、吸水・吸湿性が低いため、汗を十分に吸い取りにくい素材です。
かいた汗が生地の中にこもり、体が冷えて体調を崩しやすくなります。
汗をかいた状態で外遊びに移動すれば、外気で冷えてさらに寒くなってしまいます。

寒いと思って厚着させたのに、逆に冷えてしまうのね……。
また、肌の弱い赤ちゃんは汗がムレると肌荒れにつながるため注意が必要です。
【NG理由3】厚手で動きづらい
裏起毛の服は厚手の素材が多く、赤ちゃんの動きの妨げになってしまいます。
寝返りやハイハイで思うように動けず、ストレスを感じやすくなります。
つかまり立ち、よちよち歩きの赤ちゃんはバランスを崩しやすく、転倒の原因にも。
赤ちゃんの活発な動きのサポートのためにも、厚着のさせすぎは避けましょう。
薄手の服を重ねてあたたかく♪
赤ちゃんの冬の服装は、薄手の服を重ねて調節するのが基本です。
服を重ねると空気の層ができるので、薄手でも十分にあたたかくなります。
赤ちゃんの服装は「大人よりも1枚少なく着せる」とちょうどいいとされています。

寒そうかな?と思っても着せすぎには注意しましょうね!
手足が冷たくても、お腹や背中があたたかければ心配ないですよ。
子どもが自分で「暑い」「脱ぎたい」と調節ができるようになるのは、およそ2歳後半からと言われています。
それまでは、大人が快適な温度管理をサポートしてあげましょう!
赤ちゃんに裏起毛はいつから?防寒に便利なシーン解説


裏起毛の服って、赤ちゃんにはいつから着せていいの?
裏起毛はだめとよく言われるものの、子ども服売り場にはたくさん並んでいるので、「いつからならOK?」と悩みますよね。
基本的には赤ちゃんに裏起毛は不要ですが、気温が15℃以下のお出かけや寒さの厳しい地域では便利に使えるシーンもあります。
ただし、暑さを感じたらすぐに調整できるように着脱しやすいアイテムで取り入れるのがおすすめです。
ここでは、赤ちゃんに裏起毛をいつから着せるのか、タイミングの目安について解説します。
【ねんね期】室内は基本不要!外出には取り入れても
生後6ヶ月ごろまでの赤ちゃんには裏起毛はほとんど不要ですが、外出の機会が増えてきたら便利な場面も。
20℃くらいの室内なら、肌着と長袖のロンパースの組み合わせで十分快適に過ごせます。
抱っこでのお出かけは、大人の体温であたたまるので、厚着のしすぎに注意しましょう。
お着替えの機会が多いねんね期は、裏起毛の服よりもブランケットで取り入れるのが便利です。
寒い時にサッと掛けて温度調整がしやすくなりますよ。
【はいはい•あんよ期】寒い日の外遊びに活躍
生後6ヶ月以降、お散歩や外遊びの機会が増えてきたら、裏起毛を取り入れるのが便利です。
外での活動時間が長くなると、風や外気で冷えやすいため、裏起毛が防寒に役立ちます。
ただし、裏起毛は室内で暑くなりやすいため、簡単に脱ぎ着できるアウターで取り入れるのが安心です。
薄手で軽量なタイプなら、動きやすく温度調整にもぴったり♪
赤ちゃんのアウター選びに迷った時は、こちらの記事も参考にしてくださいね!
【パジャマ】寝る時には裏起毛は避けるのが安心
寝る時に裏起毛を着せるのはあまりおすすめできません。
寝返りをしても熱が逃げにくく、さらに布団をかけたら暑くなりすぎるからです。
冬の夜は、最初は寒くても時間が経つほどに体温が上がり、布団の中はあたたかくなります。

寝ている間に布団を蹴ってしまうから寒そうなんだけど……。
夜の冷えが心配な時は、ガーゼ素材のスリーパーが最適です。
空気を含んでふんわりあたたかく、通気性にも優れているから、裏起毛のように暑くなりすぎる心配がありません。
赤ちゃんには裏起毛より裏毛が最適!保育園着にも♪


裏起毛はほとんど必要ないのは分かったけど、何を選べばいいの?
赤ちゃんの冬服には、裏起毛よりも【裏毛(うらけ)】がおすすめです。
ちょうどいいあたたかさで、室内外の温度差にも対応しやすい素材です。
裏起毛よりも通気性・吸水性に優れ、体温調節が苦手な赤ちゃんでもムレにくく快適に過ごせます。
「裏毛ってどんなもの?」というあなたのために、まずは素材の特徴から見ていきましょう。
裏毛とは?裏起毛とは何が違うの?
裏毛とは、生地の裏側がタオルのようなループ状になっている素材のこと。
一方で裏起毛は、このループ部分の繊維を起こし、カットしてそろえた状態の生地を指します。
ふわふわとした肌触りで、保温性に優れている反面、汗が逃げにくいなどのデメリットがあります。
汗をかきやすく、体温調節が苦手な赤ちゃんには、裏起毛よりも裏毛のほうが相性がいいのです。
赤ちゃんにおすすめの裏毛アイテムを紹介!
裏毛素材の服は、適度な保温力と通気性のバランスがよく、冬の赤ちゃんにぴったりです。
汗っかきで体温調節が苦手な赤ちゃんでも、1日中快適に着られます。
あたたかすぎないから、秋~春にかけて長く使えるコスパのよさも魅力。
ここでは、日常使いはもちろん、保育園着にもおすすめな裏毛を使ったベビー服を紹介します。
【カバーオール】1枚でしっかりあたたかい♪
お家でもお出かけにも使いやすい、ねんね~はいはい期にぴったりの1枚。
シンプルなデザインだから、柄物のスタイとの相性も抜群です。
肌触りのいい綿100%素材で、敏感な赤ちゃんのお肌を優しく包みます。
スナップボタンで全開になるから、お着替えやおむつ替えもらくちんです♪
股下は短めなので、寒い日はレッグウォーマーを合わせるとさらに防寒ができます。
【トレーナー】リピーター続出の使い心地♪
カバーオールを卒業したら、まず持っておきたいのが裏毛トレーナー。
洗い替えに何枚あっても便利な1枚で、保育園着にも大人気です。
丈夫な生地で洗濯してもヨレにくく、ヘビロテできちゃうのが嬉しいポイントです。
カラーは20色、サイズは80~160cmの豊富な展開だから、兄弟でそろえても♪
シンプルな無地なので、刺繍やワッペンでアレンジも楽しめます。
【パンツ】動きやすくて外遊びにもぴったり♪
軽くて動きやすい裏毛パンツは、よちよち歩きを始めた赤ちゃんにぴったり。
ヒップ•太ももはゆったりシルエットで、おむつの赤ちゃんも着心地抜群、お着替えもらくらくです。
裏毛素材が肌触りよく、しっかりあたたかいからお外遊びに大活躍間違いなし♪
シンプルなデザインなのでどんなトップスとも合わせやすく、毎日のコーデに困りません。
赤ちゃんに裏起毛はだめ?のまとめ

- 赤ちゃんに裏起毛はだめとされる理由は、暑さで体温が上がりやすく、熱がこもるから
- 裏起毛は汗を吸いにくい素材だから、外気で冷えたり、ムレて肌荒れにつながったりするリスクもある
- 厚手の生地で動きづらく、赤ちゃんのストレスやケガの原因になりえる
- 赤ちゃんの冬の服装は、薄手の服を重ねて調整するのが基本
- 赤ちゃんに裏起毛の服はほとんど不要だが、気温15℃以下のお出かけや寒冷地には便利な場面がある
- 温度調整しやすいよう、ブランケットや薄手のアウターで取り入れるのがおすすめ
- 赤ちゃんには裏起毛よりも、保温力と通気性のバランスのいい裏毛が最適
- 裏毛素材のアイテムは、カバーオールやトレーナー、パンツなどがあり、保育園着にもぴったり
赤ちゃんに裏起毛がだめな理由は、室内では暑すぎてしまい、汗がこもって冷えや肌荒れの原因になるからです。
冬は薄手の服を重ねて、赤ちゃんに快適な温度に調整してあげましょう!
裏毛素材の服は保温力と通気性を兼ね備えているから、日常使いや保育園着として活躍します。
「裏起毛はだめ?」と迷ったら、「裏毛」の服を選ぶと安心ですよ。
丈夫な生地の裏気トレーナーは、使い心地抜群でヘビロテ必至の1枚。
豊富なカラーとサイズで、兄弟のおそろいや親子のリンクコーデにもぴったりです!
ムレにくい素材で快適だから、外遊びも思いっきり楽しめます♪

