赤ちゃんにおしゃぶりはいらない?いつから使う?効果やデメリットも

赤ちゃんにおしゃぶりはいらない? 子育て

赤ちゃんにおしゃぶりはいらない?

歯並びに悪い影響があるって聞くけど……。

赤ちゃんにおしゃぶりはいらないか、もし使う場合もいつまで可能かやデメリットなど気になりますよね。

結論から言うと、特に困っていることがなければ使う必要はありません。

ただ、適切に使えば、赤ちゃんのぐずりや寝かしつけに悩んでいるあなたの大きな味方になり得ます♪

なぜなら、おしゃぶりは赤ちゃんの特性を利用したお助けグッズだからです!

この記事では赤ちゃんがなぜおしゃぶりをするのか、悪い影響を防ぐ使い方、やめ方をご紹介します!

この記事で分かること
  • おしゃぶりを好む理由と得られる効果
  • 使うときのデメリットと注意点
  • おしゃぶりをやめる時期と方法

赤ちゃんにおしゃぶりはいらない?と気になっているあなたの参考になればうれしいです♪

NUK(ヌーク)のおしゃぶりはきれいな歯並びのために開発されたおっぱいそっくりの飲み口が特徴です。

種類もたくさんあり、すべてのモデルにケースがついているため、持ち運びにも便利です!

消毒はケースに水を入れて電子レンジで温めるだけなので忙しいママにおすすめ♪

赤ちゃんにおしゃぶりはいらない?なぜ落ち着くの?

指をくわえた赤ちゃん

赤ちゃんにおしゃぶりはいらないか、気になりますよね?

結論から言うと、パパやママが寝かしつけや、ぐずっているときに特に困ることがなければ、いらないかもしれません。

でも、赤ちゃんはおしゃぶりを通して安心感を得ることもあるため、適切に使うことで大きな味方になるかもしれませんよ♪

なぜ赤ちゃんは指しゃぶりやおしゃぶりをするの?

赤ちゃんが指しゃぶりやおしゃぶりをしているのをよく見かけませんか?

実はそれにはちゃんとした理由があるんです!

赤ちゃんには生まれつき備わっている、生き残るために必要な原始反射という動作があります。

その中で、生まれた直後から哺乳ができることを吸啜(きゅうてつ)反射といいます。

吸啜反射とは、赤ちゃんが口にくわえた指や乳首を強く吸うことをいいます。

私も驚いた経験がありますが、さっきまでお腹の中にいた赤ちゃんがすぐおっぱいを飲めるのって、よく考えたらすごいことですよね!

生き残るための生まれつき備わっている動作と言われれば納得です。

赤ちゃんの手のひらに触れると握ってきてくれるのも、手掌把握反射という原始反射の一種です!

例えば、大人でも熱いものを触ってしまったら、考えるより先に手が触れている部分を離しますよね?

そのように頭で考えるより先に、体が自己防衛のために動くことも反射の一種です。

他にも原始反射は何種類かありますが、これは全部成長と共に見られなくなっていきます。

原始反射の種類によって時期は異なりますが、遅くても6か月以内にはほぼ消失します。

赤ちゃんにとって生き残るために持って生まれてきた、この動作が指しゃぶりやおしゃぶりをよくする要因の1つです。

おしゃぶりによる効果は?どんなときに使うのが良い?

おしゃぶりをすると泣き止んだり落ち着くのはどうして?

外出先や公共の場所、集合住宅の夜間など、「今はやめて〜!」というときに限って、いつもより元気に泣く赤ちゃん……(笑)

パパやママの余裕が無くなるほど、それが赤ちゃんに伝わってどんどんヒートアップしていきます。

赤ちゃんにおしゃぶりはいらないかな……と考えている方も次のことで悩んでいたら、使ってみるのがおすすめです!

外出先でのぐずりや夜泣きに

外出先や電車・バスの車内などで、理由もなく泣いているときはおしゃぶりが有効かもしれません。

赤ちゃんは口を動かしているときに安心感を得られます。

なんだか寂しいとか、なんだか泣きたい気分の赤ちゃんには口を動かせるおしゃぶりは安心材料になる可能性があります。

パパやママのストレス軽減

1日中、赤ちゃんのお世話をしているパパやママにとって、泣き止まないときが一番精神が削られるといっても過言ではありません。

赤ちゃんの元気な心と体を育てるための環境は、パパやママの健康な心身によってつくられます。

泣き止まないときに、おしゃぶりを与えることで解決できるならパパやママのストレス軽減になるでしょう。

指しゃぶり防止

指しゃぶりをよくする赤ちゃんは、指の皮膚がただれたり、タコができてしまう可能性があります。

指の皮膚がただれてしまった、など身体に異常をきたしている場合は有効な解決策になるかもしれません!

また、おしゃぶりは物理的にものをなくせばやめられますが指しゃぶりは難しいですよね……。

やめやすさの点でいうと、おしゃぶりの方が簡単に感じる可能性もありますね♪

低体重児で生まれた場合、哺乳のトレーニングで産科、小児科からおしゃぶりの使用を勧められているケースもあります。

赤ちゃんのおしゃぶりにデメリットは?発達に影響あり?

医師 注意

おしゃぶりをよくしている理由は分かったけど、デメリットも気になる……。

赤ちゃんにおしゃぶりはいらない、と言われる原因は次に示すようなデメリットの存在です。

  • 歯並び、かみ合わせが悪くなる
  • 言語発達の遅れや口周りの筋肉の自然な成長が妨げられる
  • 依存状態になったり、親子のコミュニケーションの機会が不足したりする
  • 口でものを舐めて学習する機会が失われる

それぞれのデメリットについて以下に解説していきます。

どのデメリットも、おしゃぶりを使ったから絶対なる!というものではありません。

頻度や、時間など適正の範囲内で使用する分には過度に恐れる心配はないです。

歯並びやかみ合わせが悪くなる

歯と歯の間にすき間ができたり、上の前歯が前方に突き出た状態になったりします。

また、上下の奥歯をかみ合わせたときに上下の前歯が接触しなくなる確率が上がります。

さらに、ほっぺたがすぼまり、横から押されるため顎が細くなってしまうリスクもあるでしょう。

ただし、歯並びに影響してくるのは離乳が進み、口の働きが「吸う」ことから「かむ」ことへと移行する1歳半以降と言われています。

2歳を過ぎて奥歯のかみ合わせができた後もおしゃぶりの使用が続くと、上記のような影響が出る可能性が高くなります。

長時間つけたままにしていたり、1歳半を過ぎても使い続けたりしなければ影響が出る可能性は少ないでしょう。

言語発達の遅れや口周りの筋肉の自然な成長が妨げられる

おしゃぶりによって、赤ちゃんが唇、舌、口、顎を使って喃語(あー、とかうー、とかの言葉)を発声する機会が減少します。

そのため、発声に必要な筋肉の自然な発達が妨げられる可能性も。

また、声を出してコミュニケーションを取る機会が少なくなるため、言語発達や習得に影響もないとはいえません。

外出先で泣き止まないときや入眠時の導入だけ、などに限定すれば過度に心配しなくても大丈夫です♪

親子のコミュニケーションの機会が不足する

赤ちゃんが泣いていても、おしゃぶりをあげれば泣き止むことが多くなります。

赤ちゃんは泣いたらおしゃぶりがもらえる、と学習してしまい、毎回必要になるかもしれません。

それが続くと、保育者も何が原因で泣いているのか考える時間が減り、赤ちゃんと向き合う時間が減ってしまいます。

口でものを舐めて学習する機会が失われる

赤ちゃんは様々なものを口にいれることで、形や味などを学習していきます。

おしゃぶりをしていると、その学習の機会が少なくなってしまいます。

赤ちゃんは舐めて確かめて、「これはどんなものか」と学んでいくんだね♪

赤ちゃんのおしゃぶりはいつから?使い方のポイント

おしゃぶりをくわえる赤ちゃん

おしゃぶりをさせてみたいけど、いつから使えるのかな?

赤ちゃんがおしゃぶりの使い方に対して、不安から様々な疑問がありますよね……。

よくある疑問について以下にご紹介いたしましたので参考になれば幸いです。

おしゃぶりが使えるのはいつから?

新生児用のおしゃぶりであれば、0か月から使用できます。

しかし、母乳を飲むのに慣れていないと、乳頭混乱を起こす可能性があるので注意が必要です。

目安として生後4〜6週間が過ぎてから、検討しましょう♪

乳頭混乱とは

赤ちゃんが哺乳瓶(人工乳首)を好み、ママのおっぱいから直接飲むのを嫌がることです。

形や匂い、出方の違いなどで、人工乳首に慣れてしまうことでママのおっぱいを拒否するようになります。

おすすめのタイミングは、指しゃぶりで皮膚がただれてしまったり、ぐずりや寝かしつけに困り始めたりしたら使うのがおすすめです。

おしゃぶりを使うタイミングはどんなとき?

  • オムツ交換や、授乳、抱っこなどをしても泣き止まないとき
  • 外出先でぐずっているとき
  • 寝かしつけに長時間かかるとき

日常的ではなく、必要なときに短時間で使用することがおすすめです。

衛生面の注意点はある?

赤ちゃんが直接口に入れるものだから衛生面が心配……。

おしゃぶりは赤ちゃんが直接口に入れるものなので、定期的な消毒が必要です。

煮沸消毒や、電子レンジ消毒、専用の消毒液など色々な便利グッズがあるので、使いやすいものを選びましょう♪

また、消毒だけでなく目視での確認も欠かせません。

亀裂などがあると、そこから菌が入る可能性もあるので、定期的に確認しましょう。

おしゃぶりに依存しない?

一回おしゃぶりを与えてしまったら、ずっと欲しがらないかな?

泣いたからといって安易に、毎回おしゃぶりをさせないことが重要です。

まず、泣いている理由がハッキリしていれば、その対処が必要ですね!

  • オムツが汚れていないか
  • お腹は空いていないか
  • 体調は悪くないか
  • 抱っこして欲しいか

原因を取り除ききっても、ひたすら抱っこや声掛けなどをしても、泣き止まないときに使うようにしましょう。

そうすることで、おしゃぶり依存の可能性はだいぶ低くなります♪

安全面の注意点は?

誤飲、窒息、感染などに気をつけて使用しましょう。

一体型構造のものを選び、パーツが分かれないデザインを選択することで誤飲のリスクを減らします。

首ひもやベビーカーに取り付けるのも、首を締めてしまう窒息の原因となるので、避けるのが無難です。

寝かしつけに使った場合も、入眠後はおしゃぶりを外すことで、長時間の使用によるリスクを減らします。

定期的に消毒をして、感染を防ぐのも重要です!

赤ちゃんにおしゃぶりはいつまで?すぐできるやめ方6選

指をくわえて泣く赤ちゃん

赤ちゃんにおしゃぶりはいつまで使っていいか気になりますよね……。

おしゃぶりは乳歯の奥歯が生え始める1歳半ごろからやめる準備を始め、遅くても2歳半になったら使わないことが推奨されています。

もう1歳半を過ぎたし、おしゃぶりやめさせたいな……。

おしゃぶりをやめさせるのに良い方法はなにかないかな?

①段階的に頻度や時間を減らしていく

まずは、いつまでおしゃぶりを使うか大体で良いので決めておきましょう!

使う時間やタイミングを決め、それ以外のときはどんなに泣き叫んでもおしゃぶりがもらえないことを悟らせる方法です。

寝る前の5分だけ、夜寝るときだけ、など、段階的に頻度や時間を減らして最終的に卒業を目指します。

②前もってバイバイする日を決めておく

まずはいつまでにやめるかお子さんといっしょに決めましょう!

やめたい日の1〜2週間前から「この日におしゃぶりとバイバイするよ〜」と伝えておき、カウントダウンをしていきます。

約束の日がきたら、約束通りおしゃぶりをゴミ箱などに処分してしまいましょう!

目の前で処分されることで案外諦めがつくかもしれません……。

③おしゃぶりの代わりになるアイテムを用意する

赤ちゃんに、持っていると落ち着くタオルやぬいぐるみを前から与えておきましょう♪

「この〇〇があれば、おしゃぶりがなくても大丈夫!」と思える環境を作っておきます。

泣いているときや寝る前などに、お気に入りのモノを出す機会を増やしていけば、自然とおしゃぶりの代わりになるかもしれません。

口コミ
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おしゃぶりを卒業させたくて購入しました!

肌触りが良くて、名入れ刺繍も特別感があって嬉しい!

④おしゃぶり卒業の儀式を行う

2歳〜の子に有効な方法です。

  • おしゃぶりをラッピングして、好きなぬいぐるみにプレゼント
  • おしゃぶりを箱の中に入れて就寝し、朝起きたら別のプレゼントが入っている

おしゃぶりを通して、特別な体験をすることでやめること自体が思い出になる方法です♪

例えば、お兄さんお姉さんへの第一歩として、こんなプレゼントがおすすめ!

口コミ
口コミ

食洗機、レンジもOKで何より色味が可愛い!

飲むだけでなく、スナックカップとしても使えて3wayなのが得した気分♪

⑤おしゃぶりは赤ちゃんがするものだと教える

2歳〜の子で、妹や弟がいる子に有効です。

「おしゃぶりは赤ちゃんがするんだよ。だからお姉ちゃん・お兄ちゃんになった〇〇にはもう必要ないね」などと声掛けをします。

すると、妹や弟に良いところを見せるため、自分からやめてくれるかもしれません♪

⑥おしゃぶりの先端を切る

最後の手段といってもいい物理的な方法です。

吸い心地が変わることで自然と興味が薄れることが多いようです。

上記の方法を試しても効果がないときにやってみましょう♪

※3歳を過ぎても、どうしてもやめられない場合はかかりつけ医に相談することをおすすめします。

赤ちゃんにおしゃぶりはいらない?のまとめ

家族の笑顔
  • 特に困っていることがなければ使わなくても良いが、適切に使うことで保育者のストレス軽減になる
  • 赤ちゃんが指しゃぶりやおしゃぶりをするのは吸啜反射という原始反射があるため
  • 健全な生育環境や、指しゃぶりによるただれにおしゃぶりは有効
  • おしゃぶりの多用で口腔や言語、コミュニケーションにおいて重大なデメリットがある
  • 0か月から使えるが、あまり早すぎると乳頭混乱の可能性があるため、母乳育児が軌道に乗ったら検討する
  • 定期的に消毒をして、清潔に保ち、赤ちゃんが泣いたからと安易に渡さないことが重要
  • 1歳半からやめる準備を始めて、2歳をすぎたら使わないようにする

赤ちゃんにおしゃぶりはいらない?と迷っているあなたにおしゃぶりの効果や、多用によるデメリットをご紹介しました。

泣かない赤ちゃんがいないのはもちろんですが、泣き止まない姿で辛くなってしまうお母さんがいることもまた事実です。

困ったときは適切におしゃぶりを使って、デメリットをカバーしつつ、愛しい我が子と笑顔で過ごす時間を増やしたいですね♪

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口コミも多く、「このおしゃぶりならしてくれた!」という声が多くありました♪

通気性や素材を重視したい方もそれぞれ選べるので、我が子に最適のおしゃぶりが見つかります!