水辺環境保全活動リーダー養成研修
この土曜日曜2日間、福岡県主催の「水辺環境保全活動リーダー養成研修」が北九州市で開催され、参加していました。
県内河川の水質改善を図るための活動を行うリーダーを養成する体験学習型の研修、ということで、実習中心の内容であることは想像できていましたが、調査活動の実体験を予想していた私にとっては、少し予想外の、プレイ(遊び)を通して水辺に触れ合いながら、環境を考えるというような、かなり柔らかめな内容の研修でした。
よって2日間、「学ぶ」というよりは、かなり「楽しめる」研修だったと思います。
個人的には、伊良原ダムの建設など、身近で水辺環境の問題が発生しているにも関わらず、知識的に水辺のことがあまりよくわかっていない状況でしたので、ちょうどいい機会でした。
初日午前中は、まずはアイスブレイキング。
研修メンバーのコミュニケーションを高めるため、いくつかのゲームを行いつつ、水辺でのアイスブレイキングについて、事例の紹介。
その後リスクマネジメントに関する講習。
環境ボランティア活動でも、刑事民事の責任が発生するため、活動の事前注意点、事故の対応、保険などの知識について、指導を受けました。
午後は紫川にて、生き物調査実習。
魚などの採集方法と、子供達などへの体験観察を行う際の見せ方から、観察のために収集した魚の命を無駄にしないための食べ方まで、川に入っての実習を受けました。
投網などは初体験でしたが、基礎的な網の打ち方の指導も受け、なんとかかんとかできるようになりました。
それにしても、その昔は汚染で有名だった紫川にも、現在は様々な種類の魚が生息しており、少し驚いた次第です。
2日目は、消防署による応急手当の講習と、午後はカヌー実習。
朝のうち雷雨で、実習の実施が心配されましたが、午後はすっかり晴れて、無事カヌー実習も行われました。
応急手当は、主にはAEDの実習でしたが、こうした救命の応急処置も、事前にこうして体験しておかないと、多分いざという時には、なにもできないだろうな・・・と思いました。
AED実習は何度か受けたことはありましたが、今回は研修生の人数も多くなかったため、みっちりと人形を使って体験できました。
午後のカヌーは、私は初体験でした。
果たしてちゃんと乗れるのか、ひっくり返るのではなかろうか・・・などと思っていましたが、なんとか無事乗れました。
勝山公園近くで軽く慣らしたあと、上流に向けて漕いで行きつつ、網でゴミ拾い。
雨後だったので流れるゴミも多かったようです。
橋をいくつか潜り、今町近くの堰のあたりまで上ったあと、ゆっくり下りました。
午後の日差しの中のカヌーは気持ちよかった。
ゆっくりと時間が流れていきました。
これはカヌーは病みつきになるかもしれません。。。
11月に、あと1日講習を残していますが、投網ありカヌーありと、何だか川遊びをしたくなる研修でした。
子供の頃は、自宅の近くの祓川などで、よく泳いだり魚取りをしたりしましたが、自分の子供達にも、そうした親水体験を通じて、自然との関わり、生命の大切さ等を学んで欲しいものです。
また、折しも川辺川ダムの工事白紙撤回、伊良原ダムの建設など、水辺環境のことで考えさせられることの多い今日この頃。
「人も自然」と言う考えの中、多種多様な生態系の共生関係の中で、人は人間の叡智によって、環境を保全することこそが自らを守ることであるということを常に念頭に置き、未来の豊かな繁栄に繋がる活動をしていきたいものだ、と改めて考えさせられた研修でした。
2008年9月22日 fukiage | 記事の詳細 | コメント(0) | トラックバック(0)
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